From:億り人
大阪のトレーディングルームより、、、
こんにちは、億り人です。
「勝率4割しかない手法」
そんな投資をしたいと思いますか?
もし、あなたが「NO」なら…
目先の利益を優先していませんか?
投資はよく、
「長期的目線を持つことが重要」
という話が出てきますが…
初心者や小資金の人ほどこの考え方が
腑に落ちていない傾向が高いです。
自分の資金が一時的に減っていく
「恐怖」に耐えられないからです。
ですが、勝率はあなたの利益に
何の保証もしてくれません。
勝率を重視する人ほど、
『トータル』で利益を残す
というもっとも重要な目的を
見失っている傾向にあります。
「勝率4割で本当に儲かるの?」
と思うかもしれませんが、
確かに、勝率は低いより
高いほうがいいでしょう。
ですが、
勝率8割でも損益でマイナス。
という方もいます。
特に、デイトレーダーは
こんな負け方をしている人が多い
と聞きます。
残り2割の損失が利益を
上回っているためです。
(いわゆる、コツコツドカンですね)
2割の損失が出ても利益が残るように
工夫すれば問題は解決します。
が、私がお伝えしたいのは、
「勝率が最優先ではない」
ということです。
投資に100%はあり得ません。
期待するだけ無駄
だと思ったほうがいいでしょう。
いかに損失を少なくして、
トータルで利益が残るのか。
というところを重要視すべきです。
例えば、勝率4割だった場合、
年間のトータルがプラスであれば
問題ないと私は思っています。
私たちは本来、お金を増やす目的で
トレードしていますよね?
重要なのは、
『お金』なのか、
『勝率』なのか、
どちらが大事ですか?
長期的にトレードする上で、
意識しておく必要があります。
では、次のステップで、
「勝率が低くても利益が残るには?」
その考え方をお話しします。
売買方向を予測すると、
当たることもあれば
外れることも当然ありますよね。
単純に考えると
自分の入ったポジションから、
上がるのか、
下がるのか、
確率は50%です。
50%以上当たる根拠があったとしても、
その時の状況により予測と違う方向へ
いくこともよくあると思います。
私はここで、いざ自分の予測と
違う方向へいった時に、
「損切りをしましょう」
と言いたいのではありません。
「こうなったからこうしよう」
と起こってから行動するのは、
すでに対処が『遅い』です。
負ける理由のほとんどは自分が
「想定していない」ために
損失を作っています。
ということは、
事前に自分の予測と逆になることを
想定していれば…
そのための準備を予め
行うことができますよね。
例えば、いつ起こるか分からない
地震に対して予め懐中電灯を
手元に用意しておく。
このような考え方が備わっていれば、
急騰・急落に対しても冷静に
対処いただけるのではないでしょうか?
1回1回のトレードに一喜一憂
している場合ではありません。
先を見ようとする視点が重要です。
「今日はこう動いたから、
明日はこうしようと決める」
すると明日の動き方が変わります。
私も事前に今後の相場の
方向性を決めて動いています。
仮に違う動きをした場合でも、
慌てずに判断できるのです。
それでは、また木曜日にお会いしましょう!
億り人
・ジャパンインベストメントスクール講師
・現役プロトレーダー
・専門分野:日経225先物・株式
現役トレーダー、相場師。2010年から始めた「相場研究サークル」のメンバーから、次世代の『億利人』を輩出するために活躍中。大阪府出身。ごく一般的な中流家庭の次男として生まれる。大学卒業後に10年間サラリーマンを経て独立。自営業を営む傍らで株式投資を知り、投資本を読み漁りながら独学でトレードを始める。必死に勉強しているのになぜか含み損が増え、友人や知人から借金をしてまで株式投資に時間やお金をつぎ込むが、さらに借金が膨らむ。2005年の時点で借金が5,000万円を超え、返済できずに自宅を手放す。妻と幼い子供とも離散。そんな地獄の生活から金策に走り回る日々が続く中で、ある男たちに出会ったことが人生のターニングポイントとなる。彼ら裏の人間が明かす相場の実態を目の当たりにして、トレードの理解が一変。3年間の修行を経て、自身の投資手法を磨き、市場に仕掛けられる罠の見極め方、ノウハウを構築。初級者でもわかりやすいオリジナルチャートを確立した。このノウハウによって莫大な借金は全額返済し、さらに投資資金を10倍にまで増やす。現在は自身の実体験を基にした相場の先読みの重要性を唱え、多くの株式投資・日経先物トレーダーを初心者から一流トレーダーにまで育てる事に注力している。