From:不動修太郎
東京の自宅にて、、、
ゴールデンウィークが明けました。
連休中は差し迫った原稿の締め切りを
設定されることが少ないです。
なので、私はゴールデンウィーク中に
大掃除をすることが多いです。
さて、大晦日、元旦は殆どの
主要国で為替の取引が行われません。
欧米の大手金融機関は大晦日と元旦だけが
休みでサンクスギビング(感謝祭)と
クリスマスのほうが重要なお休みです。
夏休み、つまりサマーバカンスの季節と
年末など欧米の金融機関が休みになる時期は
相場が動かないことが多いです。
一方でそのような相場が動かない時期を狙い、
まとまった資金を投入して思うように相場を動かそうとする
勢力が出てきて相場が荒れることがあります。
ですので、欧米の連休の時期、サマーバケーションと
年末の為替相場は、ほとんど動かないか、
あるいは逆に激しく動くのか、
両極端になることが多いのです。
さて、ゴールデンウィークが
長期連休になるのは日本だけですが、
欧米、いや世界の殆どの国で5月1日は
メイデー、レイバーデーなどと言われる
労働感謝の祝日となりますから、連休になることはあり得ます。
実は、高度経済成長時代
以前の日本ではこの日に日本各地で大規模な労働運動の
デモ、集会があったのですが、
それはもはや過去のお話となりました。
日本円は他の国の経済で動くことが多いですが、
最近の相場もそういう動きです。
ご存知のようにアメリカが4月末に日本の為替介入に
釘を刺すような発言をしています。
その報道を受けて一気に円高ですね。
一般にテクニカルでは急激な動き、
もしくは殆ど動かない相場は予想しにくいものです。
最近の為替相場は政治家、要人の発言内容によって
動く相場ですからテクニカルによって予想が難しい展開です。
テクニカルは過去の値動きから
今後の相場を予想する手法ですが、
新しい政治的な動きは読めません。
しかも政治家は行き過ぎた為替の動きを
不意の発言を出して相場の流れを変えようとすることが多いですね。
このような相場では、
短期的に少ない利益を狙うか、
相場が落ち着くのを待つことをお勧めします。
ですから相場が荒れている時は
相場経験の少ない初心者の方々は、
ポジションを少なくして慎重な売買を心がけて下さいね。
不動修太郎
・ジャパンインベストメントスクール講師
・株式、FX、海外不動産など投資全般に精通
・現役サラリーマン投資家
大学卒業後、メーカーに勤務。1984年頃より国内株式投資を開始。東南アジア赴任中、アジア通貨危機という経済的激動を実体験。アメリカ、中国などへ100回以上の訪問で、語学と国際金融感覚を養い、海外での投資を始める。99年から、香港、ベトナム、ロシア等株式投資、海外預金、FXなどを開始。サラリーマンを続けながら、投資活動を通じ、多数の富裕層、著名人と親交があり、高額セミナー講師、会員制クラブの顧問となる。
また、これまでの投資経験、海外での経験から得た、幅広い知識と信頼感のある人柄が人気を呼び、立場が同じサラリーマンや投資の勉強を始めたいという女性まで幅広く絶大な支持を得る。