逆指値は必要か？

From:MAX（マックス）
自宅のトレーディングルームより、、、

おはようございます、
MAXです。

突然ですが、
逆指値は必要だと思いますか？

この質問にあなたは
どう回答しますか。

理由も併せてお答えできると
なおいいでしょう。

今回はこの逆指値についての
私見をご説明できればと
思います。

それでは、まず最初に
表題の質問からお答えしましょう。

結論から言いますと
逆指値は必要だと私は考えています。

当然、場合によるのはありますが
多くの場合では必ず必要です。

では具体的にどんな時に逆指値が必要か、
どのあたりに設定するといいか
についてお話ししていきます。

まず、逆指値について
必要な取引とそうではない取引が
あります。

逆指値が必要な取引とは、
いわゆる短期トレードのことです。

短期トレードとは、
値幅を取ることを目的に
短期目線でリスクをとった取引を
行うことです。

そういうものに関しては
逆指値は絶対に必要です。

多くの場合短期取引は
ボラティリティが大きかったり
トレンドが一定ではないものである
ことが非常に多いです。

ですから最悪の事態、
つまり多くの資金が拘束されて
塩漬けにしてしまうという
ことは絶対に起こしてはいけません。

ですからそれを防ぐという意味で
逆指値は必要です。

よく乱高下が激しい銘柄で逆指値を入れていて
1日の変動で逆指値にかかってから
その後上昇してしてしまい
悔しいと感じている方も
少なくないのではないでしょうか。

そうなるんだったら最初から
逆指値を入れない方がいいのではないか
と思われる方もいらっしゃるでしょう。

それに関してはそうではないと
私は思っています。

そもそもそうした銘柄で
逆指値に引っかかってしまう
ということは

値動きの予測ができていない
ということになります。

値動きが不安定だったということに
なりますからいい値動きの銘柄に
辿り着けていなかったことを意味します。

そちらに原因があると考えます。

逆に逆指値が必要ない取引というのは
どういう時かと言いますと、

すごく小資金でやっていて、
買い下がりを前提としている取引です。

証拠金維持率で言いますと
1000％以上である時など
資金の10分の1以上であれば

他に買い付けする余力も
あるでしょうから、
無理に切らなくていいと思いますし、

長期投資で仕込みをしているような
投資であれば逆指値を入れる必要は
全くないと思います。

ただ、基本的には大きく値幅をとって
利益を増やしたいと思っている方も
多いでしょうから、

そういう取引を想定しているのであれば
逆指値は絶対に必要です。

特に多くの資金を投資しているかと
思いますので資金拘束は避けたいところ
だと思います。

では、逆指値をどこに入れればいいか
という話になります。

ここは皆さんも悩みどころだと思います。

一つコツをお話しさせてもらいますと、

みんなが意識する節目ラインに
入れないことです。

例えば、25日移動平均線の
みんなが意識するラインを
割れたところや、

価格帯で現在3300円の株が
3000円以下になるラインだとか

FXだったらラウンドナンバーと
言われるキリのいい数字だとか

みんなが意識するようなところに
逆指値を設定するのはやめておいた
方がいいかと思います。

これは色々な理由があるのですが、
一つには、こうした節目のラインは
一度割ってくることが多い
というのが挙げられます。

よくこういうチャートみませんか？

一瞬だけ節目のラインに触れて、
すぐに反発してローソク足が髭になり
戻っていくこと。

つまりはそこに逆指値を入れておくと
切られやすくなっている、
というのが経験から感じています。

実際多くの人が入れているので、
株価がその価格帯に入った際に
連鎖的に売られやすい状況です。

なので、もう一段下に逆指値を
入れられるようにトレードを設計する
といいと思います。

あとは逆指値を入れる以前に
どこまで下落したら撤退するか、
といった値動きのパターンと、
価格帯を事前に決めておくと

逆指値を入れなくとも
自分で撤退できれば
それでいいと思います。

どちらにしろ短期間で
値幅を取りたい方は
逆指値は必ず入れるべきですし、

かといってみんなと同じラインに
逆指値を入れておくと
切られてしまう可能性も
往々にしてあるので、

そこは周りとは違う視点で
設定してもらえたら
と思います。

そもそも逆指値以前に
エントリーポイントが
どれだけいい位置で
入れるかというのが

この問題の根本的な
解決案になるかと思うので

そこも意識して
改善してみてくださいね。

それでは引き続き
頑張っていきましょう。

MAX

MAX（マックス）

・ジャパンインベストスクール講師
時価総額の小さい小型急騰株のトレードを得意とし、資金の流れを読む卓越したスキルを持つ。1トレード1億円、年利6,000％といった錚々たる相場師たちに師事し、彼らから急騰株トレードの薫陶を受けてきた。「小資金から倍々ゲームで稼いでいくのがカッコいい」をモットーとし、4000名以上の受講生を指導してきた。