利益より損失を考えた方がお金は増える

2021.10.6
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From:秋田洋徳
自宅の書斎より、、、

皆さんこんにちは
秋田洋徳です。

FXでは、全てのトレードで
全部勝つことは不可能ですので、

リスクを負った上で
トレードをしなければなりません。

そのため、リスク管理が
非常に大切になります。

例えば、利益のことしか考えず、
損切については一切考慮しなかったり、

1回のトレードで資金の半分以上が
動くような取引をしていては、

あっという間に
資金が底をつきます。

負けの上限を
決めておかないと、

負けた時に取り返そうと
躍起になってさらに傷口を
広げることになりかねません。

まずは1日の最大の
負けの許容額を決め、

その許容範囲を超えないような、
取引量の大きさ、

1回の取引における損切pips
のルールを設定し、

負けの許容範囲を超えそうな場合は、
ルールを守って、その時点でトレードを
きちんと終了する必要があります。

FXの失敗談として、

「知らないうちに、想定外の
とんでもない損失が発生していた」

といった話を聞くことがありますが、
これは明らかにリスク管理不足です。

FXではロット数とpips数さえわかれば、
予め具体的な損益額が計算できます。

計算式は下記の通りです。

(ロット数) × (1ロットの通貨単位) × (pips数) × 0.01 = 損益額

例えば、
1ロット=1万通貨単位の証券会社で、
10ロットの取引をし、

20pips勝つか負けるかしたら、
1回の取引を終了する、

とした場合、
上記の計算式に当てはめると、

10 × 10,000 × 20 × 0.01 = 20,000

となりますので、

この取引において、

勝った場合は+20,000円の利益
負けた場合は-20,000円の損失

となります。

上記のトレードで、
「気づいたら10万の損失が発生していた!」
などあり得ませんので、

取引をするのであれば、

今から自分はどのくらいの損益が
発生し得る取引をするのかを
きちんと把握しておくべきでしょう。

自分の資金額を元に、
許容できる損益額を決め、

それに合わせてロット数や、
1回の取引における取得pipsを
調整する必要があります。

ちなみに私のルールでは、

証拠金10万円に対して
1ロット(1万通貨)の比率でロット数を決め、

1日20pips勝てたら取引は終了、
負けの許容範囲は-30pipsまで

と設定しております。

このルールですと、

1日に証拠金額に対して、
+2%~-3%の損益が発生します。

例えば、
証拠金10万円で取引するのであれば、
1日に+2,000円~-3,000円の損益ですし、

証拠金100万円で取引するのであれば、
1日に+20,000円~-30,000円の損益になります。

これを多いと思うか少ないと思うかは
人によって違うかと思いますが、

損益額を大きく設定すれば、
連敗したときに取引が続けられなく
なってしまう恐れがありますし、

損益額を小さく設定すれば、
月利が下がって旨味のない
取引になってしまうため、

私はこの設定がちょうどよく感じています。

皆さんも取引をする際は、

自分がどのくらいのリスクを負った上で
取引をしようとしているのか、

きちんと把握して
取り組むようにしましょう。

本日はここまでです。
ありがとうございました。

秋田洋徳

追伸:
FXはリスクがあって怖い…
というのは間違いです。

正しいリスクの取り方を知って、
極限まで損失を減らすルールがあれば、
FXは決して怖いものではありません。

正しいリスクの取り方を
レクチャーしていますので、
ぜひセミナーに参加してみてください。

http://akita-fx.info/akita-fx/esw_hl/

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