油断禁物!まだまだ株価は乱高下

2022.11.16
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From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

先月20日の
ウォールストリートジャーナル(WSJ)紙で、

FRBの利上げが弱まる可能性がある
というような記事がありました。

このブログでも、
その後株価が上昇しやすくなった
という事を書きました。

残念ながら、11月のFOMCで
FRBは「強い姿勢で物価高に臨む」
(利上げ姿勢が弱くはならない)

ということが判明し、
ぬか喜びとなり

上げてきた株価は
一気に下落しました。

しかし、
その後に発表された米国の物価は、
びっくりするくらい下落し、

それがきっかけで
株価は再び大きく上がりました。

ここ数か月の株価の推移をみておきましょう。
日経平均を取り上げます。

目立つ下落は、9月のものです。
下落の理由は覚えていますか?

今でも継続している
とても重要な理由で下落しましたね。

欧米の中央銀行が
物価を抑えるためにこぞって
利上げをしていた時期です。

あまりに利上げ速度が急だったので、
資金はリスク回避に動き、

リスク資産の代表でもある株は、
世界的に下落したのです。

下落が急すぎたので、
その反動で上げ始めたのが10月。

そして、WSJの記事が
上昇のきっかけとなり、
今の相場が始まっています。

今年はこうした株価の上下動の動きが
1日単位でも、1か月単位でも、
数か月単位でも、起こっています。

日本に関していうと、
過度な円安が収まるかのような動きも
株価の上昇要素になっています。

このまま、
細かい上下を繰り返しながら、
上昇してゆくのでしょうか。

おそらく、
そうはなりません。

米金利のいびつさと、
それに影響された

ドル円レートのいびつさが絡み合って、
相場が歪んでいるからです。

この歪は、
いずれ正しい方向に修正されます。

いずれというのは、
遠い将来ではなく、
「今月中であろう」とも思っています。

これを掘り下げると長くなるので、
今回は、ここまでにしておきましょう。

では、次回をお楽しみに。

奥村尚

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