テンバガーの検証(1)

2023.3.22
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From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

テンバガーという言葉があります。

もともとは米語、野球の言葉で、
一試合で10塁打を打つような
凄い事を指すようです。

大きな活躍という意味であり、
10点得点するという意味ではないようです。

ですから語源的には、
株価が10倍になる、
という事を指しているわけでもなく

大化けした」と解釈するのが
本来の意味でしょう。

でも、日本がWBCでチームとして
10点入れたゲームがありますし、
10倍というのは夢があります。

そこで、ここでは株価を10倍にする、
という解釈で進めます。

これを株式で
「やってやろう」「やってみたい」
考える人は多いでしょう。

100万円で株を買うと、
10倍になって1千万円の
評価額になるという事です。

実は条件を整えると、
そう難しい事ではありません。

それを最も長い時系列が取れる
NYdowで検証してみます。

このグラフは、
1915年1月のNYdowを100として
推移をプロットしたものです。

1915年にNYdowへ
100ドル投資した場合、

10倍の1000ドルに到達したのは、
1958年12月でした。
これに要した期間は43年です。

10倍にするのに
必要であった月日は

43年であったと
言い換えることができます。

1958年12月に
1000ドル投資した場合、

10倍の1万ドルに到達したのは、
1996年6月でした。
これに要した期間は38年です。

10倍にするのに
必要であった月日は

38年であったと
言い換えることができます。

では、1996年6月に
1万ドル投資した場合、

10倍の10万ドルに
到達するのはいつでしょうか?

1996年から2023年3月までの27年間、
平均6.6%の株価上昇をしています。

今後も同じだけ
株価が成長するとして、

10倍になるために要する時間は、
「1.066^36=10」ですので
36年必要です。

つまり、
株価を10倍にするためには、

36年から43年くらい、
ざっくり言って40年前後かかる、
ということになります。

いやいや、そんなに待てない、
数か月で結果を出したいぞ。
マイクロソフト、アップル、テスラを見ろ、
簡単に何百倍になったぞ、

そう考える人もいるでしょう。

そうした株式が
存在するのは事実です。

それを東証にある株式の中で
発掘するヒントを考えてみます。

それはまた次の機会にでも
掘り下げる事にしましょう。

奥村尚

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