From:事務局チーム
都内のトレーディングルームより、、、
おはようございます。
事務局チーム【オイ】です。
今日は投資手法の
本質についてお話しします。
世の中には様々な
手法の情報が存在していて、
どれが一番いいんだろう、と
取捨選択に悩んでいる人も
少なくないと思います。
ですが、一見手法の種類は
無数にあるように見えますが、
使う指標が異なったり、
利益を狙う場面が違うだけで、
ベースにある考え方は共通しているのです。
そういう意味では、
投資手法の種類は数個しかない
とも言えます。
この本質を捉えることで、
固定観念に捕らわれることなく、
柔軟な思考を持って
投資に取り組むことができます。
何か失敗したときも、
その原因を冷静に
分析できるようになるのです。
プロが使う投資手法の
基本戦略は以下になります。
===
- 相場のトレンド方向を把握する
- トレンドの中でも有利なタイミングを狙う
- 一定幅、行き過ぎ、目線転換で利確
===
要は、相場の方向感を把握して
なるべく有利なタイミングで拾い、
良い具合のタイミングで手放す。
これを実現するための手段が、
手法を開発する人それぞれで
少しずつ異なるだけです。
「逆張りを狙う手法もあるのでは?」
と思うかもしれませんが、
逆張り手法と言われるものも、
例えば、
大きな目線では上昇と見ていて
短期的に下がってる最中に買う。
下がってる最中に買ってるので、
“逆張り”と表現しますが、
結局トレンド方向に
沿っている場合が多いです。
つまり、どんな手法でも
この3つのポイントを押さえています。
あとは各ポイントをどのように
分析するかの発想が異なるのみです。
それぞれの考え方について
簡単に説明します。
━━━━
相場の方向感
━━━━
相場分析の要素は
大きく分けて2つあります。
- ファンダメンタルズ要因
- テクニカル要因
どちらか1つだけを見て
相場の方向感を判断する場合もあれば、
複合的に判断する場合もあります。
ファンダメンタルズであれば、
- 金利の動向
- 市場の流行トレンド
- 企業業績、PER、PBR
など
チャート分析であれば、
- 移動平均線
- MACD
- RCI
など
これらの指標を参考に、
相場の方向感を判断することが多いです。
━━━━
有利な売買タイミング
━━━━
基本は押し目付近を狙っていきます。
- レンジからブレイクした初動
- 押し目の最中に拾う
- 押し目反発を確認して拾う
これらのポイントを、
チャートやインジケーターの形、
押し目の深さなどで
判断することが多いです。
━━━━
決済ポイント
━━━━
損切りも含めて、
決済するポイントが違えば
勝率やパフォーマンスも変わります。
大体は以下のどれかで
決済することが多いです。
- 一定の値幅で利確
- 買われ/売られすぎで手放す
- 方向転換を見て手放す
絶対的な正解はなく、
設定した決済ルールで
実際に売買を検証したときに
リスクとリターンのバランスがよく
収支がプラスに傾くなら正解です。
逆に、収支が安定しないなら
設定を変えた方がいいでしょう。
━━━━
まずは手法として
理にかなっていることが
前提の上で、
最終的に大事なのは、
再現性があるかどうかです。
収支をグラフ化したり、
リスクリターンを数値化したり、
優位性があると確信できれば、
その手法はあなたにとっての正解です。
手法の良し悪しが
問題ではないケースも多いことを
知っておいてください。
優位性のある手法を知っていても
使う本人がその手法の
全体像を理解していないと、
それも失敗する原因になります。
今回お伝えしたポイントを
ぜひ今使っている手法に当てはめて
どんな特徴の手法なのかを
改めて理解し直してみてください。
意外と気づく点が多いと思います。
事務局チーム【オイ】