プロの投資手法の共通点

2023.8.10
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From:事務局チーム
都内のトレーディングルームより、、、

おはようございます。
事務局チーム【オイ】です。

今日は投資手法の
本質についてお話しします。

世の中には様々な
手法の情報が存在していて、

どれが一番いいんだろう、と
取捨選択に悩んでいる人も
少なくないと思います。

ですが、一見手法の種類は
無数にあるように見えますが、

使う指標が異なったり、
利益を狙う場面が違うだけで、
ベースにある考え方は共通しているのです。

そういう意味では、
投資手法の種類は数個しかない
とも言えます。

この本質を捉えることで、
固定観念に捕らわれることなく、

柔軟な思考を持って
投資に取り組むことができます。

何か失敗したときも、
その原因を冷静に
分析できるようになるのです。

プロが使う投資手法の
基本戦略は以下になります。

===

  • 相場のトレンド方向を把握する
  • トレンドの中でも有利なタイミングを狙う
  • 一定幅、行き過ぎ、目線転換で利確

===

要は、相場の方向感を把握して
なるべく有利なタイミングで拾い、
良い具合のタイミングで手放す。

これを実現するための手段が、
手法を開発する人それぞれで
少しずつ異なるだけです。

「逆張りを狙う手法もあるのでは?」

と思うかもしれませんが、
逆張り手法と言われるものも、

例えば、

大きな目線では上昇と見ていて
短期的に下がってる最中に買う。

下がってる最中に買ってるので、
“逆張り”と表現しますが、

結局トレンド方向に
沿っている場合が多いです。

つまり、どんな手法でも
この3つのポイントを押さえています。

あとは各ポイントをどのように
分析するかの発想が異なるのみです。

それぞれの考え方について
簡単に説明します。

━━━━
相場の方向感
━━━━

相場分析の要素は
大きく分けて2つあります。

  • ファンダメンタルズ要因
  • テクニカル要因

どちらか1つだけを見て
相場の方向感を判断する場合もあれば、
複合的に判断する場合もあります。

ファンダメンタルズであれば、

  • 金利の動向
  • 市場の流行トレンド
  • 企業業績、PER、PBR
    など

チャート分析であれば、

  • 移動平均線
  • MACD
  • RCI
    など

これらの指標を参考に、
相場の方向感を判断することが多いです。

━━━━
有利な売買タイミング
━━━━

基本は押し目付近を狙っていきます。

  • レンジからブレイクした初動
  • 押し目の最中に拾う
  • 押し目反発を確認して拾う

これらのポイントを、

チャートやインジケーターの形、
押し目の深さなどで
判断することが多いです。

━━━━
決済ポイント
━━━━

損切りも含めて、
決済するポイントが違えば
勝率やパフォーマンスも変わります。

大体は以下のどれかで
決済することが多いです。

  • 一定の値幅で利確
  • 買われ/売られすぎで手放す
  • 方向転換を見て手放す

絶対的な正解はなく、

設定した決済ルールで
実際に売買を検証したときに

リスクとリターンのバランスがよく
収支がプラスに傾くなら正解です。

逆に、収支が安定しないなら
設定を変えた方がいいでしょう。

━━━━

まずは手法として
理にかなっていることが
前提の上で、

最終的に大事なのは、
再現性があるかどうかです。

収支をグラフ化したり、
リスクリターンを数値化したり、

優位性があると確信できれば、
その手法はあなたにとっての正解です。

手法の良し悪しが
問題ではないケースも多いことを
知っておいてください。

優位性のある手法を知っていても

使う本人がその手法の
全体像を理解していないと、
それも失敗する原因になります。

今回お伝えしたポイントを
ぜひ今使っている手法に当てはめて

どんな特徴の手法なのかを
改めて理解し直してみてください。

意外と気づく点が多いと思います。

事務局チーム【オイ】

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