先行き不安、頼るべきは〇〇予想です

2023.9.20
Share:

From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

9月も半ばまで来ました。

日本だと、
4月から年度が始まるので、
9月末でようやく前半が終わることになります。

しかし、

発表されているのは、
4-6月期(1Q)の営業成績だけなので、

6-9期(2Q)の発表を待たないと
今年度の営業成績が確認できません。

米国だと、
1月から年度が始まるので、

9月末になると、3Qが終わり、
つまりは12月に着地するであろう営業成績、

つまり利益
かなり見えてくることになります。

いずれにしても、
まだ企業発表が行われていないわけですから、
誰かの予想を当てにすることになります

こうした時には、
やはりアナリスト予想
一番信頼できます。

世界中のアナリストが、
自国の企業を中心に
売り上げや利益の予想をするわけですが、

欧州は全般的に
成長がいまいちの予想のうえ、
さらに下方修正が相次いています。

米国は上方修正あり、
下方修正もあり、
やや上方修正が優勢かといったところ。

一番元気なのは、
日本でしょう。

上方修正を予想している度合いが
G7では最も高いのです。

企業業績はミクロと呼びますが、
ミクロ経済は絶好調というところです。

この予想が当たるとすると、
実際の企業発表は上方修正され、
株価が上がり始めることになるでしょう。

一方、企業ひとつひとつではなく、
社会全体の経済をマクロと呼びますが、
マクロ経済も好調です。

マクロデータとしても、
内閣府の発表の数字では、

日本の経済成長率は
4-6月期という3カ月だけですが、
二次速報では1.2%(年度換算 4.8%)でした。

この数字は物価上昇という
水ぶくれ分も入っている名目成長率なので、
大きめに出ていますが、

それにしても大変な成長です。

ミクロよし、
マクロよし。

株価は、この先も
元気に伸び続ける可能性が
高まっているように見えます。

 

奥村尚

━━━━━━━━
『奥村尚の金融リテラシー向上委員会』

奥村尚が分析する最新の相場情報を
月1回の放送でお届けする裏番組

全個人投資家、購読必須です。

視聴会員登録はこちら:
https://trade-labo.jp/tl/ifl_2022_b/
━━━━━━━━

関連記事

Pick Up!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です