【プロが徹底解説】生命保険・ガン保険ほんとに必要?

2023.10.13
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こんにちは、ケン藤田です。

突然ですが、あなたは
生命保険やガン保険に入っていますか?

毎月いくら払い、

どんな保障や
リスク対策を
目的に入っていますか?

明確に答えられなかった人は
少しマズいかもしれません…

ドキッとさせてしまった方には
申し訳ありませんが事実、

生涯で数百万円〜1千万円以上の
お金をムダにする可能性が高いです。

損失回避のために、ぜひ今回のブログをよく読んで
今一度保険について見直してみてください。

「生命保険やガン保険は当たり前に加入しておくもの」
という認識が私たち日本人にあるからなのか、
はたまた営業マンたちの達者なセールストークに乗せられてなのか、

貯蓄も保障も何もかも保険でカバーしようとしたり、
契約手数料目的で必要十分以上の契約をされている方をよく見かけます。

また、インターネット上などでも
「とりあえず共済に入っておけばOK」と

リスク対策には一切触れず、
思考停止でこうしましょうと発信する
自称(?)事情通インフルエンサーも散見されます。

では、保険契約を獲得したい営業マンでも、
一般的な投資家でもない

私のような中立・総合的な金融のプロから見た
保険の価値はどれほどのものなのか?

『生命保険やガン保険は本当に必要なのか?』
というテーマで今回は書いていきたいと思います。

生命保険・ガン保険の必要性については、
3つの要素で考えてください。

まず、必要か不要か判断するために、
次の2つの要素を洗い出します。

1)今/未来に『もしも』が起こったら、それ以降に必要になる金額
2)今/未来に自分の収入/資産の増減の見通し

この2つの要素の洗い出しを行わずに保険に入ろうとすると、
過剰な保障であったり、逆に『もしも』の場面で困るといったミスマッチが起こります。

そして、3つ目の要素として、

3)学資積立や老後資金を含めた資産形成・運用の手段として、
 リスクリターンが見合っているか?

という観点で考えていく必要があります。
それぞれより詳しく解説していきます。

1)『もしも』が起こった時に必要な金額を知る

下記は主要な保険(カッコ内は備えたいリスク)の一覧です。

・死亡保険(死亡時)
・医療保険(病気怪我や入院保障)
・がん保険(がんになったら)
・就業不能保険(働けなくなったら)
・学資保険(子供の養育資金、扶養者の死亡時など)
・終身、養老、変額年金など積立保険(老後の備え)

その他、今回は扱いませんが法人や相続での税金対策などもあります。

整理すると、保険に入る人の目的としては、

①万が一自分が死んだ際、遺族にお金を残したい
②病気(がん含む)や怪我をした時の治療費が怖い
③働けなくなった時の生活費が怖い
④子供の学費を積み立てたい
⑤老後に備えたい

このようなものがあるはずです。

それぞれのリスクに何かしらの対策で備える必要があるのですが、
実際に『もしも』のリスクに直面した際に、
最低限必要な金額をまずは知ってください。

例として、よくあるケースでの必要額を算出してみると、

・住宅ローンを月10万円返済し
・その他の生活費で月20万円使い
・2人の子供の大学費用も用意したい

上記のような家庭の場合、
生活を維持するだけでも、
月30万円のお金が必要になります。

これを保険でカバーしようとなると
かなり大きな保障が必要になることは明白です。

こうした(将来のまだ起きていない)不安に備えるため、
死亡保障や医療保障が手厚い保険に加入している方は多いはずです。

一般的な保障内容として、

①5000万円の死亡保障金が受け取れるが(掛け捨てタイプ)
②1000万円の死亡保障金が受け取れる(積立タイプ)

といった保険は多いですが、

上記のような保障内容だと保険料は毎月2〜3万円前後、
高い場合だと毎月5万円を超える保険料を払っている

なんていう状況の方も、少なくないのではないでしょうか?

あなたもいま一度、
ご自身の保険加入状況を思い返してみてください。

もし、上で例にあげたような保障内容&保険料の
保険にあなたが入っているとしたら、

毎月高額の保険料を払っているのに、
『もしも』に直面した際に必要なお金を賄うことができない…

そんな憂き目に遭ってしまうかもしれません。

生命保険という金融商品において、
『欲しい結果が得られないもの』
に余計なコストを投じてしまっている方は実に多いです。

というわけで次回のブログでは、上記のケースをもとに、

・一般的な感覚で保険加入をした場合
・金融のプロ目線で保険を活用した場合

これらでどれだけ差が出るのか?
また、本当に必要な保障額はどのように算出すれば良いのか?

この2点について解説したいと思います。

(ちなみに、これは内緒の話ですが↓)
保険の営業マンから提案してくれることはない(手数料が安いため)のですが、
金融のプロ目線で保険加入をすると、
5,000円程度の保険料で十分な保障を受けることができます。

『もしも』の備えができていないのは勿論不安ですが、
まだ起きていない、起きるかどうかもわからない不安に備える
保険というサービスへの課金は、できる限り抑えるに越したことはないです。

そうした方が、資産運用にもよりお金が回せるようになります。

保険についてのあれこれは、
次回のブログでより深く解説していきますので、
楽しみにしていてください。

それでは、また。

ケン藤田

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