こんにちは、ケン藤田です。
前回のブログでは、
生涯で数百万円〜1千万円以上の
お金をムダにする可能性が高い、
生命保険・ガン保険について解説しました。。
あなたにとって本当に必要なのか?
前回のブログをまだ読んでいない方は、
こちらからご確認ください。
本日は、
・一般的な感覚で保険加入をした場合
・金融のプロ目線で保険を活用した場合
これらでどれだけ差が出るのか、
本当に必要な保障額はどのように算出すれば良いのか?
というテーマで解説していきたいと思います。
不要な保険課金を減らし、
資産運用によりお金が回せるよう、
一緒に改善していきましょう。
一般的に、
「毎月2~3万円の保険料を支払っている…」
「ただ支払っているだけで上手く活用できてない…」
そのように感じている方が大半だと思います。
そこで、前回、
お伝えした下記の3つのポイントで、
1)今/未来に『もしも』が起こったら、それ以降に必要になる金額
2)今/未来に自分の収入/資産の増減の見通し
3)学資積立や老後資金を含めた資産形成・運用の手段として、
リスクリターンが見合っているか?
必要十分の保険に加入できるかつ、
保険料を大幅に安くし、
5,000円程度の保険料で十分な保障を受けることができます。
それでは、それぞれ見ていきましょう。
1)今/未来に『もしも』が起こったら、それ以降に必要になる金額
よくあるケースの例として、
・住宅ローンで毎月10万円を返済
・生活費で月20万円を使用
・子供の養育、教育費用を用意
などの費用をざっくり算出し、
もしものことが起こった時の手段として、
生命保険・ガン保険などに、
加入される方が多いです。
ですが、、、
『本当に必要な金額』を算出していくと、
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・住宅ローン
→団体信用生命保険で支払い不要
→月0万円に
・生活費や教育費
→子供が18歳になるまでは遺族基礎年金102.37万円及び、
遺族厚生年金が約50万円、年額約152万円ほど受け取り可能。
子供が18歳を超えた後も年額約110万円受け取れる。
→加入保険料がガクッと削減可能
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(日本年金機構「遺族基礎年金(需給要件・対象者対象者・年金額より引用)
上記から分かるように、
もしものことが起きた時の、
一般目線での、本当に必要な金額
プロ目線での、本当に必要な金額
は、大きく違うのです。
公的な保障などを活用して、
正しくシミュレーションすると、
本当に必要な不足額がいくらなのか分かります。
公的な保障を活用した上で、
不足額を全て生命保険で補うように想定すると、、
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プロ目線のシミュレーション
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親:40歳・子供:10歳、8歳にて想定
■収入保障保険の活用
・65歳まで25年間、毎月6万円の年金を受け取れる収入保障保険
→毎月の保険料が2,500円前後
■定期死亡保険の活用
・子供がそれぞれ18歳になるまで800万円ずつの定期死亡保険
→毎月の保険料が2,500円前後(2人で1,600万円の保障)
合計金額:5,000円前後
死亡に関する保障を最大限に活用するだけで、
毎月5,000円程度で十分な保障を受けることが可能なのです。
毎月2~3万円を払ってる人、
毎月5,000円を払っている人、
を比較すると…
年間20万円以上の差が生まれます。
その他にも、
高額療養費制度などの
公的保障を活用し、
20万円程度の預金を用意しておくことで、
医療保険加入と同等の対策ができます。
(※年収1,000万円を超える方は30万円程度)
唯一、民間の医療保険でしか
対策できないこととしては、
『先進医療特約』
という医療保険のオプションを活用することで、
健康保険の適用外で数百万円単位の
治療費がかかる先進医療を活用する際、
実費負担分を保険会社が
補填してくれるものがあります。
オプション単体では、毎月200円程度
医療保険とあわせて毎月1,000~3,000円程度で加入できるため、
『万が一の時に治療の選択肢を広げたい』
という方は加入してもよいでしょう。
今回のお話しだけでも、保険に対する
見方がガラリと変わったのではないでしょうか?
次回のブログでは、
日本人が最も落とし穴にはまってしまう、
〇〇保険について解説していきます。
知っているか、知らないか、
それだけで生涯に、
数百万円〜1千万円以上の差が出てしまいます…
生命保険と関連した資産運用のお話しもしていきますので、
ぜひ、来週のブログも楽しみにお待ちください。
それでは、また。
ーケン藤田
投資・資産運用歴18年以上、海外投資歴12年以上、世の中に存在するほぼ全ての投資商品への投資経験を持つ資産運用・海外投資のプロフェッショナル。
ヨーロッパを中心とした金融先進国での金融専門家や富裕層たちとの交流で学んだ、富裕層だけが知る「お金のとある共通点」をベースに独自の投資法を構築。
資産運用アドバイザーとして、これまで述べ1000名以上への資産運用アドバイスを行い(累計アドバイス額120億円以上)、そのうち95%以上の方の資産増大を実現。
現在は、年商5〜25億円規模の複数企業のCFO(最高財務責任者)として活動するかたわら、自身も5億円規模の資産を年利10〜15%以上のリターンで運用する現役投資家としての顔も持つ。
日経新聞出版社より2冊のマネー系書籍の監修実績がある(累計発行部数5万冊)。