【第7話】お金持ちはこうしてお金を増やす!プライベートバンクの資金運用の裏側

2025.2.25
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From:堀北晃生
丸ノ内のオフィスより、、、

こんにちは、堀北晃生です。

ドラマ「プライベートバンカー」の
第7話「親子でお家騒動!娘の反乱…母を追放!!」
が放映されましたね。

ネタバレしない程度で
関連情報をまとめて
お伝えしたいと思います。

まだご覧になっていない方は、
TverやNetflixで再視聴ができます。

面白い内容ですので
ぜひご覧になってみてください。

ドラマの中で、
娘がお母様の弱みにつけ込んで、

経営の退陣を
求めるシーンがありましたよね。

裏で悪いことをしていたから、
誰にも言わないから

契約書にサインして私の言う通りにしなさい
というシーンです。

スキームはこんな感じです。

株を担保にしてお金を借りて、
関連会社に貸して

株や不動産を取得し、
事業を拡大するということ。

これ、まったく違法性もありませんし、
事実これで
上場企業は大きくなっています。

詳細をシンプルに
わかりやすく説明します。

現在持っている株を担保にして
お金を借りることを
証券担保ローン」といいます。

各銀行によって
できるできないがありますし、
貸してくれる金額にもよります。

プライベートバンクは
この証券担保ローンで運用するのが

特にパフォーマンスがいいため、
実際に行っている人は多いです。

その借りたお金で
安定したS&P500などに、
運用をして配当生活すると、

ほぼお金が減らないですね。

それ以外に、
ドラマであったような

関連会社にお金を貸す
ということもあります。

この場合、
ただ単にお金を貸すのではなく、

借り手の企業の売掛金を割引で
買い取るという方法があります。

これを「ファクタリング」といいます。

ファクタリングとは、
カンタンに言うと

来月入る売掛金を
すぐに現金化したいので、
割引で売るというものです。

来月1,000万円が入ってくる予定があっても、
今すぐ1,000万円がほしい時がありますよね。

その場合、
来月入ってくる1,000万円の売掛金を、
950万円などで買い取るという方法です。

これが債権の割引です。

企業は
950万円を今すぐ受け取れる代わりに、

来月入ってくる1,000万円を
貸し手に支払わなければいけません。

しかし、この支払いを放棄して
逃げてしまったりしたら、
貸し手としてはリスクですよね。

こういった場合は、
その企業が持っている不動産や、
株を担保にして契約をします。

そうすると、
売掛金が払えなかった場合は、
その会社の株と交換ができるため、

割合によっては
大株主になることができます。

それで、
その企業をグループの傘下に収め、
連結決算で事業を拡大することができます。

これは普通に
どこでもやっていることであり、

多店舗展開をしている飲食店や
フィットネスジムはみんなやってみます。

ちなみに私も
プライベートバンカーとして
同じような案件をお預かりしたときには、

これで一気に事業を拡大していました。

業種は、介護施設ですが
一気に大きくなり、

介護で困っている多くの人を
救った事例があります。

ちなみに当時の社長は
すでにシンガポールに移住して、
別の事業をされているようです。

このように
プライベートバンクを活用して、

お金持ちがお金持ちになるスキームが
たくさんあるというのが
面白いところですね。

またドラマの中で、
経営は人の心を読めないとできない
というセリフがありました。

確かにそのとおりだと思います。

経営に行き詰まると
環境のせいにしたり、

条件の変更などにだけ
目が行きがちです。

しかし、そうではなくて
本来の顧客の目線、

顧客の問題解決に
目を向けなかったら
何も解決できなくなります。

ドラマの中にあるような、
二代目経営者が
よく陥りやすい落とし穴です。

顧客の感情を読み取り、
サービスを持って問題解決や
満足が提供できなれば

なんの経営をやっても
必ず行き詰まります。

ドラマの中でも
こういった経営哲学が、

さり気なく入っているのが
素晴らしいですね。

松下幸之助の好きな言葉に
商売とは、感動を与えることである

ただ物を売るのではなく、
人の心を動かすことが大切である。

という言葉を残しています。

こういった
マーケティングの基本概念と、

ファイナンスのスキームを活用すれば、
経営は拡大し、
喜びの輪が広がってきます。

今回は、
ファイナンス理論を活用した
事業拡大について触れさせてもらいました。

また次回も
関連情報をわかりやすくまとめて
お伝えします。

次回が最終回みたいですね。

 

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先週のすごい実績

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▼【MSTP通信】2月19日の注目銘柄
■候補銘柄:5535 ミガロホールディングス


【ミガロホールディングスで26,868円の利益】

追伸:

次回が最終回のようですが、
さまざまな金融リテラシーの学びが
含まれていますね。

こういった学びになるドラマが
もっと増えたらいいなと考えております。

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■堀北晃生(ほりきたあきお)プロフィール

大暴落相場で大損…と悔しい思いをしてきた投資家を、最短6ヶ月で「勝率8割・平均10%以上のスキルをマスター」させる投資コンサルタント堀北晃生です。「割安株を見つけるためにいろんな情報を集めたが、思ったように利益を出せなかった…」と悩んでいる投資家に、3年間毎月のように成功実績が上がっている実績を元に、「4つのチャートテンプレート」を見るだけで、面白いように利益を出せるようになる「魔法の投資戦略」をお伝えしています。「株式投資で利益を出したいが結果が出ない」や、「塩漬け株から脱却したい」などのお悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ無料WEBセミナーに参加してください。

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