予想値を計算?!「ギリシャ指標」を解説

2017.4.11
Share:

From:谷口洋章
自宅の書斎より、、、

こんにちは、谷口です。

春になりましたね。

金沢も桜が満開になって、あたりは桜の色で満ちています。

金沢で有名な兼六園は、桜の時期は無料開放されて
たくさんの人で賑わいます。

個々最近、円安の影響で外国の方が
とても増えた印象でした。

古都の良さが金沢の売りですが、
オプション取引も歴史はギリシャ時代と
とっても古いものになります。

特殊な予想値を割り出すため、
たくさんの計算式で作られていて、

価格表を見ても分からない言葉が
たくさん出てきますので
今日はその説明をしておきましょう。

歴史的にギリシャが関係しているので、
数式もギリシャ文字で表現されています。

それをギリシャ指標と言って、
難しく感じますが

必要な知識なので覚えておきましょう。

【 ギリシャ指標 】

1、Δ(デルタ)
  原資産が1上昇するときプレミアムが上昇する割合。
  コールならば正の、プットならば負の値。
  また絶対値は、OTMで権利行使価格から離れるほど低くなり、
  ATMで0.5、ITMにはいると最大で1になる。

 日経平均(原資産)=100円変動
 ATM(0.5)=100円×0.5=50円変動

 コールはプラス、プットはマイナス表記

2、γ(ガンマ)
   原資産が1上昇するときデルタが上昇する割合。
  常に正の値でATMで最大で。

3、κ(カッパ)もしくはベガ
  インプライド・ボラティリティ (IV) が1上昇するときプレミアムが上昇する割合。
  常に正の値でATM付近で最大。
  またSQ算出日までの日数の長いものほどベガは大きくなる。

4、Θ(セータ)
   1日の時間の経過により失われるオプション・プレミアム。
  常に負の値。
  原資産が変わらなければSQ算出日に
  近づけば近づくほど権利行使できる確率が少なくなる。
  オプション・プレミアムが時間の経過と共に
  小さくなっていくことを「タイム・ディケイ」という。

さて、よくわからない説明ですね。

オプション取引をやっていく上で、
知っておく事でリスク管理できますので、
頭の片隅においておいてください。

疲れたら、花見酒で頭を軽くしてきてくださいね。

谷口洋章

<編集部のオススメ>
関東地区の方お待たせしました!

素人が日経225先物で
3ヶ月で結果を出している
秘匿性の高いコーチングが人気!

相場の裏側を知る講師による
体験セミナーに興味はありませんか?
■4/21(日)東京・神田開催
→ https://j-i-s.info/j-i-s/nikkei225_170421/
※残席わずかとなります。

関連記事

Pick Up!