伝説のバーテンダーが教えてくれたこと

2017.6.4
Share:

From:高橋陽子
都内のカフェにて、、、

先日のことですが。

前々から気になっていた
「伝説のバーテンダー」が居る
老舗のバーに行ってきました。

まったくの予備知識なしで
行ったものの。

バーの中にはおりました。

お幾つになられるのか?
70~80歳ぐらいのバーテンダー
伝説の方です。。。

「何が伝説なのですか?」と聞かれたら
私にも分かりません(汗)

しかし、カウンターに座ってみると
彼目当てでいらしている紳士で
溢れかえっています。

皆、静かにウィスキーをたしなみ。

その場の空気感と伝説の方との
時間を共有して楽しんでいらっしゃいます。

その空気感に圧倒されそうでしたが。
ひとまず、何か飲まなければ。
と、考えてみても。

ウィスキーは全然分からず。

途方にくれていると。

メニューには。
「ウィスキー飲み比べセット」

いいじゃあありませんか!
初心者にはピッタリ!

と、飲み比べにしました。

が。。。。

飲んでびっくり。
かなーりキツイんです。

たまに飲むウィスキーより
断然キツイ。
飲み比べるぐらい飲めません。

一口で喉が焼け。
あまりの刺激に飲み込むのを

身体が拒否します(汗)

そっと、飲み比べのウィスキーの
ボトルの裏を見てみると。

度数57度

すごすぎですねぇ。
私は40度ぐらいならまあまあ
いけるのですが。

57度は身体が「止めといたらぁー?」
と全力で言ってきます。

とは言え、目の前には伝説の
バーテンダーがいます。

伝説に

「お味はどうですか?」

と聞かれ。

「重厚なお味ですね。」
などと言ったものの(汗)

脳内では、どうやってこの
きっつーいウィスキー
飲み比べ(つまりシングル3杯)
をどう処理してスマートに帰るか?

しか考えていません。

出来れば、このままお金を
置いて逃げ帰りたい衝動に駆られます。

一口ウイスキーを口に含み、
すかさず水も含んで、口の中で
水割りにして飲み込んでみたものの。

これもキツくてダメです(笑)

隣のグラスに残ったウィスキーを
入れて、とりあえず1つは
飲みきったように見せかける?

効果的な戦略も思いつかず
結局、1時間経過。。。

かなり酔っ払っており、やる事も
ないので(笑)

伝説のバーテンダーの動きを
見てみました。

そうしたらですね。
意外な事に気付きました。

伝説のバーテンダー。
実は大したことはしていません。

たまーにカクテル作るぐらい。
お話しのお相手もしません。

手元も危なく、食器を落とすミスも
何度か目撃。

伝説、ミス多し。

どちらかと言うと。

30代のもう1人のバーテンダーの
方の動きやサービス、知識が素晴らしい
事に気付きました。

彼が居るからこそ、伝説が伝説で
居られるのですねぇー。

と、関心したものです。

たまに伝説のトレーダーとか
そういう方の本を読みますが。

また世界三大投資家の動向も
確認したりもします。

だけどですね。

三大投資家のジョージ・ソロスも。
大統領選でしくじり。
1140億の損失を出しました。

普通では考えられない損失です。

一般の企業ではそんな損失を出したら
社長交代ですよね。

だからこそ思うのですが。
どんなに有名になっても、
伝説になったとしても。

「普通の人間であることには
 変わりはなく、失敗もする」

という事実です。

伝説でない私達に分かることは
「失敗から何を学び、どう生かすか?」

という謙虚な姿勢ではないでしょうか?
と考えた次第です(*^_^*)

結局、1時間ちょっとで飲み比べの
1杯のクリアーし。

なんとか自宅に戻りました。

伝説との対決は、また出直して
まいります^_^;

高橋陽子

<編集部のオススメ>
6月はIPOラッシュ到来!
これまで、なんとなくめんどうそうで
チャレンジできなかったという方に
ピッタリのセミナーがこちら。

https://j-i-s.info/j-i-s/ipo/

関連記事

Pick Up!

伝説のバーテンダーが教えてくれたことへのコメント

  1. 昨日夜、NHKテレビで祇園舞妓のシステムの番組をやってました。なんかAKB48のシステムに似てる気がしました。伝統あるのと無いのとだけの違いですが。。。当然、ファンも圧倒的に男が多い。男はこういうのに金かけますね。株投資とは関係無いけど、ごくたまに暇があったら大阪からは近いので京都に行きます。ちなみに舞妓さんとは4回いろいろ話したり聞いたりして来ましたわwww 投資の合間の気分転換、頭の切替になりますw もちろんAKBカフェだけにも何回も行きました。秋葉原も難波も。栄は見ただけ。カフェはやっと下火でしょうかね、、、。

  2. 高橋先生とバーは似合います。
    スタジオ収録の時などにウィスキーをストレートで飲んでいらっしゃったように見えたので、今回の記事は意外でした。
    本当は度数がきつくて立ち往生してるお客の様子をバーテンダーはすぐに察しないといけないんですけどね。。。
    頼んだ手前引くに引けなくなっている状況を察して、客の面子をつぶさずに逃げ道を差し出してくれる人が本物です。
    バーは楽しいです。客層がいいんです。人生に余裕がある。ああなりたいと自分も思い、バーに通いました。
    人間不思議なもので忙しい人は一生忙しいだけ。でも余裕のある人は何かが違う。
    バーには上質の、さらりとした会話があったりしります。私もそういう会話ができる域にまで達したく思い、
    自分を磨こうと思って生きてきました。株式投資がそれを後押ししてくれるのではとも思っています。
    たまたま入ったバーで先生とお会いできたらうれしく思います。
    高橋先生!赤いドレスならニューヨークとかジャックローズなどカクテルの色とコーディネートするのも素敵ですよ。

  3.  伝説のバーテンダー。  
    その方の生き方そのものが伝説なんだと思います。
    その道ひとすじに生きてこられたのでしょう、 そして誰かが彼の生き方を見てきたのでしょう。
    年老いてもその道ひとすじ、だから伝説のバーテンダーなのでしょう。
    そんな生き方のできる方を とても尊敬します。

    わたしも伝説のトレーダーになりた~い!
    先生よろしくお願いします。

  4. 老舗のバーの伝説のバーテンダーなんて、
    素敵ですね。その方は既にファンが大勢いて、特別なことは何もしなくてもいるだけで価値のある方なのですね。私も、そんな
    老舗のバーに行ってみたいと思いました。。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です