銘柄選択の基準、ありますか?

2017.10.11
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From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

おはようございます。

さて、投資は、いろいろな局面で
私たちが自ら意思決定する必要があります。

投資に至る前にお金を作るためのプロセスにも、
いろいろな意思決定が関与しますね。

ミシュランのレストランの評価は、
既に予約の段階からはじまっている、などもいいますが、
それに相当するでしょう。

今日は、レストランでいうと、テーブルに座って、
(おそらく何かを飲みながら)、何を食べるか、ということです。

これを間違えると、致命的です。
最初に訪問したレストランで、そこの最も有名な料理をオーダーせず、
どこにでもあるどうでも良い料理を選んではいけないですよね。

選定をミスすると、その最初の方向判断をミスし
ゴールにたどり着きません。

投資では、銘柄選定を行うのは投資戦略上、最も重要なものです。

これをミスすると、如何に買うタイミングを工夫しても、
あるいは売るタイミングを工夫しても儲ける事はできませんね。

この選定は、多くの場合何を買うか(あるいは何を持つか)、を基準とします。

しかし、東証では3563(2017.9.26現在)もの上場企業があり、
ETFやREIT、さらにはあまり有名でもないけれどETNなどをいれると
実にたくさんの上場銘柄という選択肢があり、
買う基準だけでは選びきれない事が多々あります。

そうした時、何を持つか、ではなく、
何を持たないかという基準でユニバース
(買いたいと思う銘柄群がある集合)を
絞ることもまた、有効です。

たとえば、セクター。
何が上がっているか、下がっているか。

たとえば、市場。1部か、2部か。

このような大きなくくりでもよいし、
もっと小さな、例えば
東京に本社がある企業などでもいいのです。

もう少し具体的に掘り下げてみましょう。
今のような時期であれば、今後の
円高リスクに強い会社を買いたいでしょう。

ならば、円安で株価が上がってきた会社を
‘もたない’という観点で除外します。

だからといって円高で株価が上がるとは限りませんので、
選択肢に残った会社をあくまで母集合として、数銘柄まで絞り込みます。

今度は、選定するための条件をもちいて。

たとえば、PER、RPEの高い銘柄。
時価総額の大きな銘柄。

ここで残った銘柄は、今後の投資における候補となりますので、
別に今日買わなくても良いけれど、
しばらく価格の様子をみてみましょう。

こうした観点でいくつか準備を進めておくと、
けっこう役に立つことが多いものです。

では、また次回お楽しみに。

奥村尚


PS.
以前お伝えしていた特別セミナーの
詳細をお伝えいたします。

たまたまですが選挙日の開催となりましたので、
選挙を絡めつつこれからの相場展望をお伝えします。

懇親会もありますので、是非楽しく
ご参加いただければと思います。
http://japan-i-school.jp/jim/oh_seminar_171022/

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