From:Mr.K
都内のプライベートオフィスより、、、
おはようございます。Mr.Kです。
最近、洋書を読んでいるのですが、
気づいたことがあります。
和書のトレード本と
洋書のトレード本の
「違い」ってわかりますか?
自分で言ってしまいますが
もう、大発見というレベルでした。
ああ、こういうことか、と、、、
投資業界に身を置く一人としては、
この事実は看過できないので、告白します。
洋書と和書の決定的な「違い」とは、
ズバリ、真実が語られているかどうかです。
果たして、洋書と和書のどちらが真実を映し出しているのでしょう?
どちらだと思いますか、、、?
・・・
真実が語られていたのは、
和書!ではなく、残念ながら「洋書」の方でした。
トレードの正体というのは、
『統計的確率論』です。
はい、この時点で多くの(日本の)皆さんは
「???」となってしまって、
先を読むのが嫌になると思います。
そんなことだから9割の人が負けるのですが、
でも、悪いのは皆さんではなく、書籍の方でしょう。
セミナーで私も説明しているように、
トレードという作業を分解すると、
・エントリーとエグジットのタイミング
・勝率
・損益比率
・1回あたりに取るリスク量
少なくともこの4つの要素が必要です。
洋書には、この4つのポイントが
しっかりと書かれているものが多かったです。
自分のトレードスタイルについて、
この4つが明確に話せない人は、
相当まずい状態です。
それなのに、(多くの)和書ときたら、
エントリーとエグジットのタイミング
ばかりを教えます。
トレードを実行するために必要な知識の
たった1/4です。
たった1/4でどうやって勝てるのでしょう・・・
断言しますが、あなたが相当運が良いのでなければ
長期的に勝ち続けることは100%無理です。
エントリーとエグジットのタイミング
ばかりが羅列して解説されている本は
読んだ人に、あたかも勝率90%くらいで
実現できるような錯覚を与えます。
そして、勝率が高いと錯覚した人は、
リスク管理なんてしなくていいと思ってしまいます。
そうすると、
「先生、僕は負けると思ってエントリーしていませんから」
と、こんなことを堂々と主張するように
なってしまうのです。。。
はっきり言って、返す言葉が見つかりません。
本来、トレードというのは
なかなかに高度な稼ぎ方なのです。
高度だから難しいかというと、
必ずしもそうだとは思いませんが、
単純でないことは明白です。
それなのに、あたかも単純明快で
言われたようにやれば9割勝てる
というようなイメージを持つから
「思い通りいかない」と感じるのです。
思い通りいかないときは、
大抵の場合「思い」が間違っています。
過剰な妄想を期待するから、
「こんなはずじゃないのに、、、」
ということになるのです。
大前提として、トレードは高度な技術です
きちんと学びましょう。
ただ、洋書にも問題がありまして、
ものすごく難しいのです。
最初の10ページを読んだだけで
難しくて眠くなることを約束できます。
つまり、、、
本当にトレードを語ろうとすると難しい
↓
簡単なところだけをクローズアップする
↓
本質が抜け落ちた和書が売れる
↓
実体とはほど遠い「トレード偶像」になる
↓
読んだ人を勘違いさせる
↓
大損する人が量産される
こういうことになっているわけです。
出版社も、本が難しくて売れなければ
商売になりませんから、
より簡単(に見える)ものを・・・となるんですね。
この状況で、あなたには2つの選択肢があります。
トレードの簡単な部分だけを学んで
高確率で退場していくか
腰を据えてしっかり学んで
堅実に利益を積み上げていくか
あなたが、トレードで勝ちたいのであれば、
しっかりとしたことを、腰を据えて
学んでいただきたいと強く思います。
ただ、それでもトレードというのは
非常に魅力的な仕事です。
ある程度のレベルになってしまえば、
一日に数分~十分で完結しますし、
感覚的にできるようになりますし、
拡張性といって、資産がどれだけ増えても
同じ時間で実行できますから
本業の10分の1の時間で本業の収入を軽々超える
ということも現実的に無理ではないのです。
こんなに素晴らしい仕事は他にはないと思います。
ですから、最初の壁は高いのですが、
しっかり学んで乗り越えていただきたいです。
私の役目は、いわば池上彰さんのようなものだと思っています。
私自身、トレードが大の得意で、
研究に研究を重ねてきましたから、
難しい理論や知識をとにかく噛み砕いて
誰にでも理解できるようにしていくことに
これからも情熱を注いでいきます!
誰よりもわかりやすく、
(日本語で)本質を届けること
それが私の役目だと再確認しました。
最後に、今日からできるリスク管理方法を
ひとつお伝えします。
・勝率が高くなるまでは、最小資金で練習する
・勝率が下がってきたら、投資資金を小さくする
これだけで全体の利益率が大きく改善します。
ぜひ、やってみてください。
GOOD TRADE!!
Mr.K
P.S.
いつも記事をお読みいただき
ありがとうございます。
共感いただける方だけに案内はしているのですが、
前回のセミナーが満席となり、
追加での開催を決めました。
こちらから詳細を確認してください。
↓
http://japan-i-school.jp/jim/171128_seminar/
・ジャパンインベストメントスクール講師
・専業トレーダー
慶應大学大学院修了。某大手企業でサラリーマンとして仕事に燃える側ら、将来の資産形成のためにと思い2013年に株式投資に挑戦。有名な投資塾に入って必死に勉強するも、初年度は面白いくらい惨敗し追証を何度も経験。一度は投資を辞めようと思ったが、あまりの悔しさに諦めきれず、9日間の夏季休暇をすべて費やして朝9時から夜12時まで過去の株価チャートを見続けた結果、資金の流れに注目すれば再現性高く株価の未来を予測できることに気づく。その後研究を続け、経済学や金融工学を使った世間の投資手法とは一線を画した「物理学的アプローチ」による『CLEAR TRADE』理論を開発。また、9割以上の人が大敗して負けるメカニズムを数学的に解明し、厳密な資金管理理論を独自に発明。投資技術を論理的に解析・解説することを得意とし、WEBセミナーでの質疑応答はわかりやすいと人気。理論を応用し、自らAIインジケーターも開発。平日は朝8時から夜の22時まで働く現役バリバリのサラリーマンであったため、1日わずか10分の作業時間でできる投資スタイルを基本とし、それでも月利20%以上を安定的に稼ぎ出していた。2016年10月に会社を退職し独立。現在は、かつての自分と同じように株式投資でなかなか結果を出すことができない人の役に立つべく、スクールでの指導や個別コンサルなども行っている。これまでに1,000名を超える指導実績があり、自身のコミュニティに300名以上の参加者を抱えている。投資だけでなくビジネス、生き方についての考え方にも定評がある。2020年には、資金管理の原理を端的に解説した文章が、Quora(※)の投資関連質問でのベストアンサーに選ばれ、書籍に掲載された。
関西でのセミナーは開催されないのですか?
先生の話は私の日々の?に支えになります。ありがとうございます。新潟でのセミナーは開催されないのですか?
いつかセミナーでお会いしたいですね。