From:中野英
都内の自宅より、、、
梅雨らしい雨の日が続いています。
蒸し暑いですね(>_<) 今思うと、江の島に行った日のあの《快晴》は、 奇跡だったかもしれません! 自分が外に出ると雨が降り出して、 家に着くと雨が止むというくらい、 かなり強力な《雨男》なんですけどね(笑) みんなの力に救われたかな?(^^; そして最近は、セミナーに向けて・・・ ※ もっと面白い発見がないかな? ・・・なんてことを考えながら、相場を見ています。 そうしたら今日、『もしかしたら!?』と 思うことがありました(^◇^) 株ライブの読者様には、 一足早くお話ししようと思います。 東証の機関投資家向けサービスに、 このようなものがあるそうです。 ※ 《システム発注》と《手動発注》を、色別で表示する つまり、システム(アルゴなど)で発注された注文と、 ディーラー・個人投資家などの手動で発注された注文が、分かることになります。 これだけの情報では、 何の意味があるのか分からないと思いますが・・・。 重要なのは、この点です。 ※ (売りでも買いでも)一日出続けるような注文は、 《システム》から発注される 《一日買い続ける》・《一日売り続ける》ような個人投資家は、まずいません。 つまり、システムから注文が発注されると、お互いに・・・ ※ 今日は買うのか? ※ 今日は売るのか? ・・・という推測が働くことになります。 売り手の存在を認識した場合、 『今日どうしても、大量に買いたい』というわけでなければ、 下手に高く買う必要はありません。 特に、『今日は安くてもいいから売りたい』と言った感じで、 寄り前から《成り行き売り》を出してきて、安く始まった場合・・・ このような値動きになることが、多々あります。 【2138 クルーズ 3分足チャート】
『売り手が存在した場合』、
必ずと言っていいほど売りが出てくる水準が・・・
※ 前日終値水準
・・・つまり、その水準では『売りが出てくる』、そして『実際に出てきた』としたら、
無理して高値を買っていく必要もありません。
そして、ここでもう一つ考えるべきことは・・・
※ 売り手が、寄り付き段階で『今日は安くてもいいから売る』
という意志表示をしている
・・・当然、買い手の勢いが鈍れば、
再び『下値を売り叩いてくる』ことが、容易に想像できます。
これとは逆に、《前日終値を抜いてくる》こともあります。
しかも、大抵決まって、その前の時間帯に・・・
※ 止まって跳ね返される
・・・という動きを挟んでから、抜いていきます。
それが、このような値動きです。
この動きになる理由は、単純明快・・・
☆ その日、《大量の買い注文》を受けたからです。
つまり、前日終値で売りは出てくるが・・・
☆ 売りが出てくるのを待って買っていたら、
委託された(買っておいてくれと頼まれた)分だけの量を買い集められない
・・・だから、どこかのタイミングで、
『勢いよく終値を抜いて買い上がっていく』ことに。
こうなると、売り手からしたら・・・
※ 前日終値より高い株価でも買ってくれるのなら、安売りはしなくていい
・・・ということになりますから、
そこからは前日終値をサポートとした上昇基調を描くことが多くなります。
これは、『安く始まった』場合であり、
『高く始まった』場合はこの逆の動きになります。
この話から、皆さんに覚えておいて頂きたいことは・・・
※ どのような投資家が参加しているのか分からないのは、
《私たちだけ》
・・・ということ。
金融機関などの機関投資家は、
相手がどのような参加者なのか、分かっているのです。
ただ、それが故に・・・
※ 動きが《パターン化》されやすくなります
『前日終値は非常に大切な数値』とよく言われますが、
このような駆け引きが行われているからなのかもしれませんね。
中野英
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