From:奥村尚
東京のオフィスより、、、
テクニカル分析派の方は、
ダブルトップはご存じだと思います。
ここでいうダブルトップとは、
短期間に2つのピークをもつと
それをもって上昇は終わる、
あとは下降するのみです。
つまりは、
上昇トレンドの終わりのパターンを言います。
2つめのトップをつけて下り始め
直近安値を下回ったとき、
2つ目のピーク=売りサイン
にもなります。
今年6月から7月にかけて、
明確にダブルトップが形成されたようです。
(「ようです」というのは、
お客様の中でテクニカルをよく使う御方が
教えてくれたからです)
見てみましょう。
確かに、2つめのトップが
直近安値を下回って数日は下がり続けました。
これをもって、
「売れ、売れ」という方が
多くなってきたのは,
このテクニカル手法に
よるものかもしれません。
でもこれ、
『日足でみるから
こうなっているだけだとしたら』
どうでしょう?
この1カ月を、
1時間足でみるとこうなります。
ダブルトップと思っていた形は、
実はトリプルトップであったことがわかります。
いわゆるヘッドアンドショルダーを
形成していますね。
足を変えると、
景色がガラッと変わるんです。
そして、
何(分、時間、日、週)足を見るかは
人それぞれ。
ダブルトップを信じるか、
一目均衡表を信じるか、
移動平均を信じるか、
これも人それぞれ。
結局、流派ごとに細かく意見が分かれ、
テクニカル分析だけでは
なかなか当たらないということになるね。
という話なんです。
奥村尚
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・ジャパンインベストメントスクール講師
・マーケット アナリスト
・マーケットの魔術師
20兆円もの運用資産をもつ米国大手ヘッジファンド株式投資部門スーパーバイザー、自身も日本でヘッジファンドを主宰。日本証券アナリスト協会会員。
1987年、都立大学大学院工学研究科修了(テーマは人工知能)。日興証券入社。投資工学研究所にて、数々の数理モデル開発に携わる。スタンフォード大学教授ウィリアム・F・シャープ博士(1990年ノーベル経済学賞)と投資モデル共同開発、東証株価のネット配信(世界初)なども手掛ける。
2000年 東証マザーズ上場第一号のインターネット総研で金融事業を統括。
2002年 イスラエル天才科学者とベンチャー企業設立、人工知能技術を商用化し空港に導入。
2004年以降は、金融業界とIoT業界の交点で活躍。最先端の人工知能とアナリストの相場適応力を融合させた投資モデルMRAを完成し、内外の機関投資家に提供する。この投資手法は、最低25%/年以上の収益を「MRAを使う誰にでも」もらたしている(一度も元本割れなし)。
2015年 個人投資家へMRA情報提供開始、さらに投資塾を通してお金の知識を広め、ゆたかな生活の創造に貢献している。
趣味は、オーディオの機械いじり。ワインやウィスキーをたしなむこと。スポーツも好きでスキー、スケートは自称特級(そんなものはない)、エアロビック競技を10年ほどやっている(NAC マスター男子シングル 9連覇中、2014-2016日本選手権千葉県代表)。ただし、「かなずち」であり、球技も苦手である。