信用できるのは《買い手》か《売り手》か??

2015.6.9
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From:中野英
都内の自宅より、、、

夏に突入して一週間ほど経ちますが、
梅雨らしい雨の日もあり、
過ごしやすい毎日ですね。

本格的な夏は、
これからやってくるのでしょう。

既に自分は・・・

※あと半年もすれば《冬》だなぁ

・・・なんて、
気の遠い先のことを
考えています(笑)

それくらい夏は嫌いです(T_T)

《冬》と言えば《雪》、
《雪》と言えば《鎌倉》ですね(^◇^)

どうして《冷たい雪》で出来ているのに
『暖かい』のだろうと調べてみましたが、
なるほど《賢者の知恵》です。

そういえば、
iPS細胞を発見する過程でも・・・

※『どの細胞が必要不可欠なのか』という発想から、
『どの細胞が欠ければ機能しないのか』という発想の転換

・・・それがきっかけとなって、
発見へたどり着いたと聞きました。

物事には、『表と裏』がある。

※ 逆転の発想

・・・それが、また新たな《真理》への
きっかけになるのかもしれませんね。

株の世界でもちょっとした
《逆転の発想》をしてみようと思います。

株の世界で、株価が《上昇する》のに
重要な要素とは、果して何でしょうか?

※ 『何を当たり前のことを』

そう思うでしょうが、ぜひ一度、
ここで考察し直してみましょう。

まず頭に浮かぶことは・・・

☆ 『現在値より高い株価でも
いいから買いたい』というような、
《買い上がる投資家》がいること。

・・・このような投資家がいなければ、
どんな優良企業でも『永遠に株価は
上がりません』から、絶対的に必要な要素です。

では、《上昇する可能性が
ある銘柄》を探すときは・・・

※ 《そのような買い手》がいる
動きをしている銘柄を探す。

・・・つまり、『それしかないじゃないか』
と考えるかもしれませんね。

しかし、相場は《売り手と買い手の
力のバランス》で成り立っています。

もし・・・

※ 《買い手》の資金力以上の
《売り手》が出てきたら、株価は
上がらなくなります。

★ もしその売り手が《売り叩くような売り手》だった場合は、
上がらなくなるどころか『下落に転じてしまいます』

しかも、
それだけではなく・・・

★それまで《買い手》だと思っていた投資家が、
突然『態度を豹変させ』、《売り手》へと変わる

その典型例が《デイトレーダー》ですが、

つまり・・・

※ 《買い手》ほど
『信用できないものはない』

・・・そのように断言しても
過言ではないのが、《相場の世界》です。

では、相場の世界に於いて、
まだ《信用に値する》投資家は
どのような方でしょうか?

自分は、このように考えています・・・

※ 株の《売り手》

・・・ここからは、
少し《売り手》のことを考えて
『買える銘柄』を探してみたいと思います。

まず、
株式市場に挑むにおいて、
考え方から見直しましょう。

株の取引は、やればやるほど
《結果が出る》というものではありません。

《利益》が出ることもあれば、
《損失》が出ることもあります。

つまり、《利益》ばかり追求して『ガードを
疎かにすると』、大きな《損失》を
出してしまう可能性があります。

では、自分の《買う》という行為に対して
《損失》に繋がる投資家は、
どのような投資家でしょうか?

それは・・・

※現値より安い株価(下値)を
売り叩くような投資家

・・・《スーバーの惣菜》や
《デパートのバーゲン》と同じです。

《物の値段》という物は・・・

※ 安売りをして、初めて下がります。

しかし、《安売り》でなく『同じ値段で
ずっと売りを出されても』、価格が
上がることはなくなってしまいます。

・・・つまり、
《売り手》こそ『自分の買う行為』に
対する《リスク》ということになります。

では、
《売り手》がほとんどいなくなり、株価も下がらず
《売買高もほとんどない》ような動きの
銘柄があったとしたら、どうでしょうか?

その時点での、
その銘柄のリスクは・・・

※ ほとんどない

・・・そのように言えるかと思います。

より分かりやすいように、
『売り手がほとんどいない』という表現を、
このように言い換えてみます・・・

☆ (空売りを含め)現在の株主のほとんどが、
《売りたい》という意思を持っていない

・・・そうであり続ける限り、
《株価が下がる》ということは、決してありません。

ここから、
《買い手》にも注目していきます。

もしそこに、『その銘柄に目を付ける
投資家』が現れたら、その後の動きは
どうなるでしょうか?

※ 《売り手》がほとんどいない中を、
買い上がっていくのです

当然・・・

☆ 『株主が売ろう』と思う株価になるまで、
真空地帯を駆け上がっていきます。

チャートでは、
その動きがより鮮明に見えます。

先日載せた【3913 sMedio】の
チャートを、もう一度載せます。

【3913 sMedio 日足チャート】
6月5日 3913 sMedio 日足チャート2

5月14日に安値を付けた後、
《売買高》も《値動き》も
ほとんどなくなりました。

しかし、
これだけではまだ不十分。

実際、似たような動きがその直前にもありますが、
その後《高く始まったが売りに押される》日を挟み、
さらに一段安しています。

つまり、その時点では・・・

※買い上げるだけの《買い手》がいない

まだ《売り手》が残っていた

・・・ということになります。

しかし、
ここでひと際目立つのが、
3日間の底ばいの後の・・・

※ 『出来高を増加』させての《陽線》

・・・《新たな投資家》が、資金を持ちこんで
『買い上がった』ことが見て取れます。

そしてこの日、その買いの力は
《売りの力》を上回った。

この後もまた、重要です。

※ その後二日間も、
『下値を売り叩く』ような
動きは出てこなかった。

この時点で、
ほぼこの2点が確定します・・・

※ 『この銘柄を買ってみよう』という
投資家が、どうやらいるらしい。

※ 『下値を売り叩く』ような
投資家は、現状見当たらない。

この二つが揃えば、
株価は高い確率で・・・

☆ 急騰・爆発する

・・・下げるとしたら、何らかの
《ネガティブサプライズ》が出た時
くらいではないでしょうか(笑)

探してみると、このような
動きの銘柄は、意外と見つかります。

キーワードは、この2つです。

※ 売買高・値動きが、ほとんどなくなる。

※ その後に、売買高を
増加させての《陽線》が表れる。

皆さんにも、ぜひ一度
《ビッグチャンス》を掴んでみてほしいです(^◇^)

中野英

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