From:中野英
都内の自宅より、、、
夏に突入して一週間ほど経ちますが、
梅雨らしい雨の日もあり、
過ごしやすい毎日ですね。
本格的な夏は、
これからやってくるのでしょう。
既に自分は・・・
※あと半年もすれば《冬》だなぁ
・・・なんて、
気の遠い先のことを
考えています(笑)
それくらい夏は嫌いです(T_T)
《冬》と言えば《雪》、
《雪》と言えば《鎌倉》ですね(^◇^)
どうして《冷たい雪》で出来ているのに
『暖かい』のだろうと調べてみましたが、
なるほど《賢者の知恵》です。
そういえば、
iPS細胞を発見する過程でも・・・
※『どの細胞が必要不可欠なのか』という発想から、
『どの細胞が欠ければ機能しないのか』という発想の転換
・・・それがきっかけとなって、
発見へたどり着いたと聞きました。
物事には、『表と裏』がある。
※ 逆転の発想
・・・それが、また新たな《真理》への
きっかけになるのかもしれませんね。
株の世界でもちょっとした
《逆転の発想》をしてみようと思います。
株の世界で、株価が《上昇する》のに
重要な要素とは、果して何でしょうか?
※ 『何を当たり前のことを』
そう思うでしょうが、ぜひ一度、
ここで考察し直してみましょう。
まず頭に浮かぶことは・・・
☆ 『現在値より高い株価でも
いいから買いたい』というような、
《買い上がる投資家》がいること。
・・・このような投資家がいなければ、
どんな優良企業でも『永遠に株価は
上がりません』から、絶対的に必要な要素です。
では、《上昇する可能性が
ある銘柄》を探すときは・・・
※ 《そのような買い手》がいる
動きをしている銘柄を探す。
・・・つまり、『それしかないじゃないか』
と考えるかもしれませんね。
しかし、相場は《売り手と買い手の
力のバランス》で成り立っています。
もし・・・
※ 《買い手》の資金力以上の
《売り手》が出てきたら、株価は
上がらなくなります。
★ もしその売り手が《売り叩くような売り手》だった場合は、
上がらなくなるどころか『下落に転じてしまいます』
しかも、
それだけではなく・・・
★それまで《買い手》だと思っていた投資家が、
突然『態度を豹変させ』、《売り手》へと変わる
その典型例が《デイトレーダー》ですが、
つまり・・・
※ 《買い手》ほど
『信用できないものはない』
・・・そのように断言しても
過言ではないのが、《相場の世界》です。
では、相場の世界に於いて、
まだ《信用に値する》投資家は
どのような方でしょうか?
自分は、このように考えています・・・
※ 株の《売り手》
・・・ここからは、
少し《売り手》のことを考えて
『買える銘柄』を探してみたいと思います。
まず、
株式市場に挑むにおいて、
考え方から見直しましょう。
株の取引は、やればやるほど
《結果が出る》というものではありません。
《利益》が出ることもあれば、
《損失》が出ることもあります。
つまり、《利益》ばかり追求して『ガードを
疎かにすると』、大きな《損失》を
出してしまう可能性があります。
では、自分の《買う》という行為に対して
《損失》に繋がる投資家は、
どのような投資家でしょうか?
それは・・・
※現値より安い株価(下値)を
売り叩くような投資家
・・・《スーバーの惣菜》や
《デパートのバーゲン》と同じです。
《物の値段》という物は・・・
※ 安売りをして、初めて下がります。
しかし、《安売り》でなく『同じ値段で
ずっと売りを出されても』、価格が
上がることはなくなってしまいます。
・・・つまり、
《売り手》こそ『自分の買う行為』に
対する《リスク》ということになります。
では、
《売り手》がほとんどいなくなり、株価も下がらず
《売買高もほとんどない》ような動きの
銘柄があったとしたら、どうでしょうか?
その時点での、
その銘柄のリスクは・・・
※ ほとんどない
・・・そのように言えるかと思います。
より分かりやすいように、
『売り手がほとんどいない』という表現を、
このように言い換えてみます・・・
☆ (空売りを含め)現在の株主のほとんどが、
《売りたい》という意思を持っていない
・・・そうであり続ける限り、
《株価が下がる》ということは、決してありません。
ここから、
《買い手》にも注目していきます。
もしそこに、『その銘柄に目を付ける
投資家』が現れたら、その後の動きは
どうなるでしょうか?
※ 《売り手》がほとんどいない中を、
買い上がっていくのです
当然・・・
☆ 『株主が売ろう』と思う株価になるまで、
真空地帯を駆け上がっていきます。
チャートでは、
その動きがより鮮明に見えます。
先日載せた【3913 sMedio】の
チャートを、もう一度載せます。
5月14日に安値を付けた後、
《売買高》も《値動き》も
ほとんどなくなりました。
しかし、
これだけではまだ不十分。
実際、似たような動きがその直前にもありますが、
その後《高く始まったが売りに押される》日を挟み、
さらに一段安しています。
つまり、その時点では・・・
※買い上げるだけの《買い手》がいない
&
まだ《売り手》が残っていた
・・・ということになります。
しかし、
ここでひと際目立つのが、
3日間の底ばいの後の・・・
※ 『出来高を増加』させての《陽線》
・・・《新たな投資家》が、資金を持ちこんで
『買い上がった』ことが見て取れます。
そしてこの日、その買いの力は
《売りの力》を上回った。
この後もまた、重要です。
※ その後二日間も、
『下値を売り叩く』ような
動きは出てこなかった。
この時点で、
ほぼこの2点が確定します・・・
※ 『この銘柄を買ってみよう』という
投資家が、どうやらいるらしい。
※ 『下値を売り叩く』ような
投資家は、現状見当たらない。
この二つが揃えば、
株価は高い確率で・・・
☆ 急騰・爆発する
・・・下げるとしたら、何らかの
《ネガティブサプライズ》が出た時
くらいではないでしょうか(笑)
探してみると、このような
動きの銘柄は、意外と見つかります。
キーワードは、この2つです。
※ 売買高・値動きが、ほとんどなくなる。
※ その後に、売買高を
増加させての《陽線》が表れる。
皆さんにも、ぜひ一度
《ビッグチャンス》を掴んでみてほしいです(^◇^)
中野英