「PERが割高」は気にしない

2020.10.23
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From:MAX
都内のトレーディングルームより、、、

おはようございます、MAXです。

本日は株を購入する際の
割安感、割高感をトピックに取り上げていきます。

みなさんは
PER(株価収益率)という指標を
知っていますか?

これは会社の株価を
一株あたりの当期純利益で
割ったものになります。

株価が
「1株当たりの当期純利益」の
何倍になっているのか。

つまり、利益に対して
株価が割安なのか、割高なのか

これを示す指標がPERです。

しかし、PERは
決して我々投資家に

・割高なときには買わないほうがいい
・割安なときには買ったほうがいい

ということを
一概に示しているわけではありません。

むしろ私はPERによる割高感を
気にしなくてもいい
と思っています。

なぜか。

これは短期急騰株を狙いたい人に
限られる考え方かもしれないのですが、
PERを導く式を考えたとき、

PERが高い=株価に勢いがある

ということが
言える場合があるからです。

つまり、株価の値が高くなっているから
PERが高くなっているということですね。

具体的には、例えば
今年テンバガーになったBASEは
10月20日の時点でPERが約1800倍あります。

日経平均の採用銘柄の平均だと
一般的には15より小さいほうがより割安
15よりも高ければより割高と言われていますから

BASEの1800倍という数字は
とんでもなく大きな数字です。

実はいわゆる短期急騰の大化け株は
PERが非常に高いことがあります。

PERが100倍、200倍なんかでも
化けていくことが少なくありません。

一般的な中長期の投資であれば
確かにかなり割高感のある数字ですが、

短期急騰株を
狙っていくと考えれば、

PERの数値が高いことは
株価の上昇の勢い、強さを見るのにあたって
プラス材料と考えることもできます。

そういう意味で短期急騰株が出やすい
上場したばかりのIPO銘柄ですが、

PER200倍、300倍となってるIPOが
結局あまり上がらずに値を下げてる
ということがあります。

上場したばかりで市場からの注目は高く、
株価上昇の勢いはあるのですが、
思うように株価が伸びない。

そういうことがあることを
念頭に入れておく必要があると思います。

指標はただのデータであって、
それの分析はあなた自身に任されている
ということです。

株は一つの指標だけではなくて、
会社の中身、地合い、チャートの売買高など
総合的に見ないといけません。

そのため割高感が意識されることも
往々にしてありますが、

短期急騰株の場合は
特に気にする必要はないと思います。

それではまた来週のブログで。

MAX

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