From:億り人
大阪のトレーディングルームより、、、
こんにちは、億り人です。
今年も最後の日なので
12月を振り返ってみます。
日経平均は1990年8月15日以来、
30年超ぶりの高値を付けています。
(12月3日のブログにヒントがありました。)
トランプ大統領の
コロナ対策大型追加支援策署名により、
「NY3指数」が史上高値を更新しており、
日経先物も引っ張られる形で急騰しました。
しかし…
「本当に来年もこのままなのか?」
(ここ数ヶ月の間、少し中国にも
目を向けるといいのかもしれませんね。)
特に、来年早々の相場は私的に
かなり注目しています。
経過を引き続き見守っていこうと思いますが…
トレードをはじめたばかりの人は
こういった危険を事前に察知する、
“危機管理能力”がまだ備わっていない
ことが多いと思います。
相場の世界では、毎年
沢山の人が新しく参加し、
沢山の人が退場されます。
これは毎年繰り返される現象で、
今年も例外ではないようです。
株式市場、為替市場、先物市場、
各々に言えることですね。
注目すべきは、
退場される人の多くが
1年以内だということ。
原因はいったい何なのでしょうか?
よく耳にするのが、
「もっと簡単に儲けられると思っていた」
という意見です。
相場では、95%の人が負ける
と言われています。
相場を少し勉強して、
チャレンジしてみたものの、
勝てない・儲からないという理由から、
スタートして半年~1年以内で
諦めてしまう人が後を絶ちません。
でも、簡単に結果が出せることって
世の中そんなに無いと思いませんか?
例えば、学生時代に勉学やクラブ活動に
励まれた人も多いと思いますが、
成果が出るまでに、
どれくらいの時間を費やしましたか?
アルバイトや仕事でお給料を上げるために、
どれくらい努力しましたか?
投資も同じことが言えるのかもしれません。
半年や1年以内の結果で見切るのは、
いかがなものでしょうか?
見方を変えれば、投資は短期間で結果を出して
資金を増やす方々も少なくありません。
運が良かっただけなのか、
飲み込みが早くて成果が出たのか
人それぞれですが、
長期的に見れば、
一喜一憂してる場合ではないと思います。
投資に対する考え方や手法の検証には、
最低2年はかかるというのが、私の持論です。
2年以上経って資金が増えていれば
本物と言っていいと思います。
・1年目は、ひたすら学んで実践して、
・2年目は、実践から学んで実績を積み上げる。
これで結果が伴えば、ということです。
私も長年、相場で闘っておりますが、
今でも実践の中から学んでいます。
おそらく、引退するまでそれは続きます。
相場は、そんなに甘くはないです。
毎日、新しい発見をしてもいいくらいです。
相場は、入るのも出るのも自由ですが、
せっかくトライしたのなら、
『本気』で取り組んでみることを
強くおすすめします。
たった2年間続けただけでも、
今まで想像もできなかったくらい
視野が広がっているはずです。
それでは、来年もお会いしましょう!
皆さん、よいお年をお迎えください。
億り人
・ジャパンインベストメントスクール講師
・現役プロトレーダー
・専門分野:日経225先物・株式
現役トレーダー、相場師。2010年から始めた「相場研究サークル」のメンバーから、次世代の『億利人』を輩出するために活躍中。大阪府出身。ごく一般的な中流家庭の次男として生まれる。大学卒業後に10年間サラリーマンを経て独立。自営業を営む傍らで株式投資を知り、投資本を読み漁りながら独学でトレードを始める。必死に勉強しているのになぜか含み損が増え、友人や知人から借金をしてまで株式投資に時間やお金をつぎ込むが、さらに借金が膨らむ。2005年の時点で借金が5,000万円を超え、返済できずに自宅を手放す。妻と幼い子供とも離散。そんな地獄の生活から金策に走り回る日々が続く中で、ある男たちに出会ったことが人生のターニングポイントとなる。彼ら裏の人間が明かす相場の実態を目の当たりにして、トレードの理解が一変。3年間の修行を経て、自身の投資手法を磨き、市場に仕掛けられる罠の見極め方、ノウハウを構築。初級者でもわかりやすいオリジナルチャートを確立した。このノウハウによって莫大な借金は全額返済し、さらに投資資金を10倍にまで増やす。現在は自身の実体験を基にした相場の先読みの重要性を唱え、多くの株式投資・日経先物トレーダーを初心者から一流トレーダーにまで育てる事に注力している。