「スクリーニング」を活かして良い銘柄を発掘しよう

2022.9.28
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From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

スクリーニングという手法があります。
英語では、「screening」
名詞形は「screen」(スクリーン)です。

「スクリーン」という言葉は、
「網戸」という意味を持ちますが、

「網を使ってふるいに掛ける」
という意味でも使います。

網の形を自由自在に変化させることで、
条件に合致した相手を
見つけることができるわけです。

犯罪捜査でもデータベースを用いて
よく使われる技術です。

株式においては、
データベースの数千銘柄を
ふるいにかけることで、

良い銘柄を発掘する
手法としてスクリーニングが存在します。

上手く活用することで、
神のごとき効果を発揮することがあるのです。

しかし、
操作する人がノウハウを
身につけていないと、

意味不明な結果が
出てしまいがちでもあります。

例えば、
ー------------
高成長をしている条件A
     ×
相場下落時に強い条件B
ー------------
でスクリーニングを掛けた場合

AとBが相互に否定し合ってしまうので、
期待通りの答えを得ることが
難しくなってしまいます。

株式の場合、
主にファンダメンタルズで
スクリーニングにかけますが、

フィンテックで使う
リターンやリスクといった方法の他にも

テクニカルで使う指標を
掛け合わせることもできるので、
自由度が高い方法になります。

しかし、一歩間違えると、
ちぐはぐな条件を掛け合わせてしまって、
結果が突飛なものになってしまう場合も…

証券会社のアナリストがよく使う
スクリーニング条件組合せは、
良い銘柄が豊富に出ることがあり、

良い使い方のお手本があるにも関わらず、
案外、知られていないという事実があります。

昔から経済研究所で使われていた
秘伝の条件などをまとめているのですが、

改めて試してみると、
なかなか良さげな銘柄が
たくさん見つかるので面白いです。

スクリーニング機能は、
証券会社を問わずに、
無料で使えるツールなので、

試したことのない方は、
一度試してみても損はしないと思います。

奥村尚

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