From:奥村尚
東京のオフィスより、、、
2022年の世界動向のキーは、
2021年末の私の予想では
下記の通りでした。
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中国の独裁強化
ロシアの存在感up
米中のハードランディング
英無し独仏の変化で欧州の変化
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2023年の世界動向キーは、
2022年末の感じで、
こんなものになるでしょう。
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1中国がもたらす緊張
2弱るロシアがもたらす核リスクとあたらしい秩序
3レームダックに陥る米国の変化
4中国とロシアに苦しむ欧の将来
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1-4は、
表題をみるだけで、
なんとなくわかるように思います。
こうした表題を読んだり
読み取ったりするよりも、
その中身を
予想あるいは想像し組み立てる力というものを
養うことが結構重要だと思っています。
たとえば、1の中国がもたらす緊張というのが、
台湾に対する中国の力と
関係することは明らかです。
2の弱るロシアや核というタイトルから、
ウクライナ戦争に関係することであり、
新しい秩序ということは、
この戦争がもたらした世界の変化に
関係することも想像することができます。
3のレームダックや米国という言葉には、
中間選挙を終えて
共和党との力関係が変わった米国の政治が
「どう変化するのか」に関するものだろうとか
4の中国とロシアに苦しむ欧という言葉では、
日米が入っていないため、
ロシアに頼っている欧州エネルギーに関すること、
あるいは、中国との貿易に頼っている欧州という
関係を思い出すことでしょう。
ここまで考えてみると、
その後は、なんとなくですが
その言いたい内容が見えてきますね。
こうしたトレーニングを進めると、
「考える力」がついてきます。
「相場を読む」あるいは
「観る力」というものは、
こうした努力を積み重ねることで
培うことができるようになると思います。
一歩進んで、自分だったら、
「これを入れる」とか「これはいらないでしょ」
という方向に進めるとさらに良いと思います。
なぜもっと必要なものがあるのか、
あるいは、なぜいらないか
その理由を明確にできれば、
あなたの思考はものすごく明確で
わかりやすい根拠を
見つけていることになります。
こうしたことを3ヶ月も続けることで、
相当に相場にも、仕事にも、
「役に立つだろうな」と思っている次第です。
奥村尚
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・ジャパンインベストメントスクール講師
・マーケット アナリスト
・マーケットの魔術師
20兆円もの運用資産をもつ米国大手ヘッジファンド株式投資部門スーパーバイザー、自身も日本でヘッジファンドを主宰。日本証券アナリスト協会会員。
1987年、都立大学大学院工学研究科修了(テーマは人工知能)。日興証券入社。投資工学研究所にて、数々の数理モデル開発に携わる。スタンフォード大学教授ウィリアム・F・シャープ博士(1990年ノーベル経済学賞)と投資モデル共同開発、東証株価のネット配信(世界初)なども手掛ける。
2000年 東証マザーズ上場第一号のインターネット総研で金融事業を統括。
2002年 イスラエル天才科学者とベンチャー企業設立、人工知能技術を商用化し空港に導入。
2004年以降は、金融業界とIoT業界の交点で活躍。最先端の人工知能とアナリストの相場適応力を融合させた投資モデルMRAを完成し、内外の機関投資家に提供する。この投資手法は、最低25%/年以上の収益を「MRAを使う誰にでも」もらたしている(一度も元本割れなし)。
2015年 個人投資家へMRA情報提供開始、さらに投資塾を通してお金の知識を広め、ゆたかな生活の創造に貢献している。
趣味は、オーディオの機械いじり。ワインやウィスキーをたしなむこと。スポーツも好きでスキー、スケートは自称特級(そんなものはない)、エアロビック競技を10年ほどやっている(NAC マスター男子シングル 9連覇中、2014-2016日本選手権千葉県代表)。ただし、「かなずち」であり、球技も苦手である。