こんにちは、ケン藤田です。
前回のブログに引き続き、
『2023年の振り返りと2024年の経済動向予測』
というテーマで、
①2023年までの振り返り
②2024年の為替、経済動向とリスク
③その上で我々が何をすべきか?
上記の3点を引き続き解説していきます。
前編:2023年までの振り返り
中編:2024年の為替、経済動向とリスク
(1)日本の金利政策(利上げは行うのか)
(2)米国の金利政策(年内の利下げの幅)
について、お伝えしてきました。
前回までの記事をお読みでない方は、
ぜひ、そちらもご覧ください。
今回はテーマ最終回となる
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後編:2024年の為替、経済動向とリスク
(3)11月の米大統領選挙の結果
(4)その他、世界に潜むリスク
その上で我々が何をすべきか?
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というテーマで解説していきます。
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(3)11月の米大統領選挙の結果
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前回の記事でも、
アメリカで一つ大きなリスクになりえるのが、
大統領選挙の結果だとお伝えしました。
現在、アメリカの景気は悪いながらも、
失業率は23年12月も3.7%で維持され、
高金利も続きながらも、
不思議と経済は回っており、
アメリカ経済の強さを見せています。
市場ではリセッションを
心配する声も多いですが、
景気が回復傾向に向かい、
さらなる米株高の可能性
も、個人的には秘めていると見ています。
そのポイントとなるイベントが、
今年の米国大統領選挙になります。
共和党の候補者で現在首位のトランプ前大統領と、
民主党より大統領選で再選を目指すバイデン大統領。
どちらが次期大統領になるかによって、
為替・株価や戦争の結果も変わります。
私の現状の見立てでは…
今回は共和党のトランプ大統領が再選し、
・ウクライナ、イスラエル戦争の停止・終結
・アメリカの景気回復
その影響で、
ドル高・米株高が進み、
円安・日本株高にも繋がる。
そんなシナリオも見ています。
一方で、ネット上では語れないような事情もあり、
バイデン大統領再選の可能性も捨てられません。
その影響で、巷で話されているような、
アメリカ経済の崩壊リスクが現実化してくると、
米国株の大幅な下落や、
1ドル120円近くまで円高が進む
可能性も考えています。
一つ今年の大きなテーマとして、
米大統領選の進捗は追っていくと良いでしょう。
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(4)その他、世界に潜むリスク
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アメリカ経済に関しては、
共和党が政権を奪取し安定していく。
そのように今は大筋で見ています。
その他、毎年のことですが、
中国発の不動産ショックが起こり、
世界的に影響を与えるのではないか?
という点は警戒しています。
中国やロシアに関しては、
日本や欧米先進国のような
情報の透明がなく、
発表されている情報の何が本当かが
謎に包まれているため、
世界にネットワークを持つ我々は、
富裕層のお金の動きなどから予測します。
2010年代はチャイナマネーが世界の主役でしたが、
コロナが明けた現在でも中国の存在感は薄い。
・米国では中国への渡航禁止勧告、
・世界から中国への投資が止まっている
ということもあり、
「中国の不動産バブルが崩壊するのでは?」
という不安感が強まってきています。
中国発のショックというのも、
世界的な株安リスクになりえる要因として、
頭の片隅に置いておくと良いでしょう。
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③その上で我々が何をすべきか?
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概ね、
・株にはポジティブ
・為替は横ばいか若干の円安進行
そんな見方をしてはおりますが、
日本株・米国株だけに集中投資も考えものです。
大事なのは5年10年先のゴールを見据えて、
着実に資産を殖やすポートフォリオを考えること。
そのために大きな方針は私は変えていません。
考え方や実施している手段については、
過去のブログで紹介している部分もありますし、
また何かご紹介できる機会を作れるかもしれません。
今後もぜひブログをお読みいただければと思います。
というわけで、全3回にわたってお届けしてきた、
今回のシリーズはいかがだったでしょうか?
次回の更新も楽しみにお待ちください。
今回の記事も、あなたの資産形成のヒントになれば幸いです。
世界の経済的成功者たちから教わり身につけた資産構築の常識を
今後も発信しますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、また。
ーケン藤田
投資・資産運用歴18年以上、海外投資歴12年以上、世の中に存在するほぼ全ての投資商品への投資経験を持つ資産運用・海外投資のプロフェッショナル。
ヨーロッパを中心とした金融先進国での金融専門家や富裕層たちとの交流で学んだ、富裕層だけが知る「お金のとある共通点」をベースに独自の投資法を構築。
資産運用アドバイザーとして、これまで述べ1000名以上への資産運用アドバイスを行い(累計アドバイス額120億円以上)、そのうち95%以上の方の資産増大を実現。
現在は、年商5〜25億円規模の複数企業のCFO(最高財務責任者)として活動するかたわら、自身も5億円規模の資産を年利10〜15%以上のリターンで運用する現役投資家としての顔も持つ。
日経新聞出版社より2冊のマネー系書籍の監修実績がある(累計発行部数5万冊)。