バブルの研究1 1950

2024.1.31
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From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

ここ最近の株価の上昇は、
目に見えて凄いと
言い切れる勢いがあります。

この数日は落ち着いていますが、
こうした
凄い相場」というのは、

日本の長い歴史で
数多くあります。

そうした歴史から
学べる事が多いのではないかと考え、

何回かに分けて、
過去の凄い相場をおさらいしてみます。

まずは、
1950年7月から
1953年11月までの相場です。

グラフの期間は
3年強、1248日間です。

この年代の記憶を
明確に持っている方は
少ないでしょう。

というか、
生まれていない方が
大半だと思います。

僕もそうです。

いわゆる、戦後の時代でしたが
どういう時代であったか
いろいろな資料で確認しておきます。

日本は、
GHQ(General Head Quarters)に
占領されており、

外交、貿易など
重要な決定はGHQの支配下で
許可が必要でした。

この状態は、
米国と平和条約が締結される
1952年4月まで続きますので、

この相場は
その期間を挟んだ上昇でした。

1950年は、
吉田内閣の時代で

池田勇人は当選初回で
大蔵大臣に抜擢されていました。

前年に、1ドル=360円という
固定レートを定めた(ドッジライン)のですが、

それ以前は、
1ドル160円から600円という
複数レートがはびこっており、

とても国際市場への復帰が
できなかったのです。

しかし、
360円というあまりの円安で
日本経済は世界経済にリンクされた反動があり、

ドッジ不況と呼ばれる
不況になりました。

東証の株価は
史上最安値85.25円(7月6日)
を記録します。

これは
日経平均最安値です。

上記提示した期間は、
ちょうどそれ以降の
上昇過程ということになります。

1953年2月4日に、
474.43円という
この期間の最高値になりましたので、

最大5.56倍まで
上昇したことになります。

このピークからの下落は
1953年4月1日の295.18ですので
約38%下落していますが、

なにしろ不安定な
社会情勢だった時期ですから、
参考にはしない方がよいでしょう。

そのほか
この1950年をみておくと

聖徳太子の千円札発行、
朝日新聞と毎日新聞が戦後はじめての印刷を開始、
サントリーオールド発売、

日経平均が現在の計算方法で
日経平均株価を算出(9月7日)、

などなど、戦後の復興が
本格化していた時代であることが
わかります。

 

奥村尚

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