From:中野英
都内の自宅より、、、
最近何かと忙しくさせて頂いている自分ですが、
将来のビジョンを実現するための語り合いなどは、
疲れていても楽しいものですね(^◇^)
自分が《ディーリング》という仕事に打ち込んでいた
理由も、楽しかったのもありますが・・・
☆ 肺がんと戦っていた父親を、元気づけるため
☆ 親身に自分の指導をしてくれた
先輩への恩返しのため
★ 一目惚れした《同期の女の子》に、
カッコいいところを見せるため(笑)
・・・という、
『純・不純入り乱れる動機』がありました(^^;
『武者修行に出たいんです!』と言って、
ディーラー仲間や上司・社長の制止を
振り切って、最初の会社を飛び出したのが25歳の時。
最初に移った会社は《損失自己払い》で、
貯金もなかったから、親に保証金《200万円》
を借りて入社したんですが・・・
《150万円》損した時点で『追加差し入れ』を
しないといけないのに、初日に《80万円》の損失(@_@;)
『追加差し入れ』する余裕なんてなかったから、
あと《70万円》損したら辞めるしかない。
残りの『火曜日~金曜日』で、
心臓をバクバクさせながら
《20万円ずつ》取り返したっけ(笑)
その後、お誘いを受けて移った会社では、
《2年と6か月間》無視され続ける日々。
誘っていただいた部長さんと、
一人のディーラーさんだけ、
お話をしてくれました。
ただ、ほとんど毎日、『おはようございます』と
『お疲れ様でした』しか、会社では口にしなかったな(´・ω・`)
もちろん、誰も《返事》なんてしてくれないです。
だからこそ、ムキになって
《笑顔》で毎日挨拶してました。
負けず嫌いなのは、昔からなんです(笑)
でもやっぱり、最後はノイローゼ寸前まで追い込まれて、
『戻ってこい』と言われて最初の会社に戻って。
ずっと、『ディーラーを辞める前に、外に出て
自由にディーリングをしてみたい』と言っていた
先輩を守るために、今度は一緒に他の会社に飛び出したり。
そんなこんなしていたら、会社を移った回数は《のべ6回》。
最後は、『無視され続けていた自分』を
《2年半の間》守ってくれた部長さんに・・・
『うちの会社を立て直すために、
戻ってきてくれないか?』
・・・と言われ、ディーラー時代に
お世話になった方々への最後の
恩返しのつもりで戻り。
入社2か月後・・・
途中《父の死》などで、気付かぬ間に
満身創痍になっていた《自分の心》が壊れ、
『鬱』症状が出て、そのまま引退した・・・
それが、
自分の10年間の《ディーラー人生》です。
今思い出しても、不器用な人生だと
苦笑いをしてしまいます(笑)
まぁ、弟と妹も独り立ちし、《長男》として
最低限の『父親代わり』は出来たかな?
と思いますが・・・
※ 何のために、自分は
《ディーラー人生》を歩んだのだろう
・・・ということは、いつまでも見出せない、
自分の中の疑問でした。
でも今、こうしてブログを書いたりして、
皆さんからのコメントなどを頂くと・・・
『今、この瞬間、そしてこれからの
時間のために、あの10年があったのかな?』
・・・と、多くの方への感謝の気持ちと同時に、
これから起こるかもしれない出来事に
高揚感が湧いてきます!
株のワクワク感を共有しながら、いつか、
その先の《人生》も語ってみたいですね(^◇^)
前置きが長くなったので、本文の内容は、
簡略的にしようと思います(@_@;)
でも、ちゃんとした内容なので、
最後まで宜しくお願いいたします(^^;
今日は一言、
《長期低迷銘柄》の反転パターンです。
サブタイトルを付ければ・・・
※ 売りが枯れる瞬間を捉える
・・・と言ったところでしょうか?
チャートを載せます。
この銘柄は、14年6月に上場した会社なのですが、
10月にレンジの下限《6000円》を下抜けて以降、
ずっと下降トレンドが続いていました。
本当に、『いつ下げ止まるのか分からない』と
言った状態だったのですが、
ここに来てやっと反転。
これ、『売りが枯れた銘柄に仕込むスタイルが得意』という、
某トレーダーから届いた銘柄なのですが、
ちょっと拝借させて頂きます(笑)
答えから言います。
長期低迷銘柄の反転パターンの特徴は、
以下の3つです。
1. 直近のどこかで、《投げっぽい売り》がある
2. 商いが細ると同時に、《下値を叩いて売る投資家》⇒
《下値を切り下げながらの陰線》が消える
3. 《商いを伴った陽線》が表れる
まず1から。
ジワジワ下げるということは・・・
※ 『下値を叩いてでも売りたい』という投資家が、
存在するということ
※ まだ多くの投資家が《下げる前の株価》で
持ったまま取り残されているということ
・・・以上の二つのことが分かります。
つまり、《下値を叩いてでも売りたい》という投資家と
《戻ってきたら売りたい》という投資家が混在している、
非常に売り圧力の強い状態です。
このような状態では、どれだけ下がっても、
反転するきっかけはほとんど訪れないでしょう。
ただ、《投げ》が出ると・・・
※ 株主の《買い単価》が、
一気に入れ替わることになります。
つまり、《評価損の投資家》が、
まとめて処理されるということです。
それでまず、《売り圧力》が軽減されることは、
何となく分かると思います。
2に移ります。
《投げ》が出た後、しばらくすると・・・
※ 『安くてもいいから売りたい』と思っている
投資家の大多数が売ってしまって、
《売りが枯れた状態》になることがあります。
特徴は、《下げなくなる》だけでなく
《商いすらなくなる》点です。
最後に3.
2.までですと・・・
※ 『売りが枯れて、もうこれ以上、下がらない』
・・・というところまで確定的になっただけで、
上がっていくかはまだ《不明》です。
☆ 今の株価より高い株価でもいいから、
この銘柄を買いたい
そのような投資家が現れて初めて、
株価が上昇していくことになります。
それがチャートに表れたものが、3のような動き。
フリークアウトで、
それが全て揃ったのが、3月からの上昇です。
それ以前に、《2月中旬の買い》と
《その後の薄商いでの揉み合い》で、
シグナル的なものは出ていました。
この時点で仕込むもよし、
買いが入ってきた時点で仕込むも良しです。
☆ リスクは、動き出す前に
仕込んだ方が低いです。
★ ただし、動き出すまでの
《機会損失》を背負うことになります。
ここで、一つ注意点です。
1月にも買いが入った日がありますが、
これは《下値を切り下げている》動きのなかの
買いなので、『売りが枯れた』合図とはなりません。
※ 下値を叩くような売り《以上の》買いが
入っただけなので、買いが止まれば、
『また下げ始める』可能性が残されています。
あくまで、《売りが枯れた》という点が第一です。
もう一つ、チャートを載せます。
2月中旬に《投げっぽい売り》が出て、
底値で這いつくばったような動きの後に、
少しまとまった買いが入りました。
その後は、《振るい落とし》などと呼ばれる・・・
※ 買い方の死んだふり(笑)
・・・の日を交えて、途中個人投資家などに
売らせながら、買い上がっていく動きに。
《振るい落とし》の特徴は、
以前にも書いたかもしれませんが・・・
※ 《上昇した日》より『薄い商い』で下げる
・・・《大量の売りが出てきた》わけではなく、
『買いが引っ込んだだけ』ということを表しています。
だから、《死んだふり》と呼んでいるわけです(笑)
最後に、東証一部銘柄のチャートを。
2月上旬の投げ売り(業績下方修正)があるも、
買い向かってくる投資家が現れて、
その後の反転を期待させる動きに。
しかし翌日、寄り付きから買いは入らず、
最後の希望を絶たれた(?)投資家の、
《下値を叩いての投げ売り》が(ノД`)・゜・。
『もうだめだ』と誰もが思うような動きになった、
さらに翌日・・・
※ 商いが一気に減少しての《陽線》
意味するところは・・・
☆ こんな《弱い買いエネルギー》でも
上昇するくらい、売り圧力が《減少》
この時点では、『売りが枯れたかな?』と思われる
動きですが、まだ《死んだふり》の可能性もあり。
それが決定的になったのが、その翌日。
『まとまった買いが入った』わけでもないのに、
空を開けて始まり、しかも《下げなかった》のですから・・・
☆ 株価が上がっても《売りが出てこなかった》のですから、
『安売りしてでも売りたい』というような投資家は、
もう大して存在しない
・・・ということが読み取れます。
結局その後、《売りが出ない》という中を
スルスルと上昇していったわけですが・・・
※ 如何にも《1700円》が、
売りが出てきそうなところ
・・・結局、惜しくも若干そこに到達せず、
跳ね返されたところです。
下げ続けた銘柄も、
何の理由もなく反転するわけでななく・・・
☆ 流れが変わる瞬間には、
売り方(株主)・買い方(新規の買い手)
ともに《参加者の変化》があります。
皆さんも、うまく、
その変化を捉えていってください!
ー中野英