今話題の人工知能について

2018.9.12
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From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

おはようございます。

最近「人工知能」という言葉を
聞かない日がない、
と思えるほどよく聞きます。

どこもかしこも、
「人工知能でxxを実現」
「人工知能で快適なooに」という売り文句。

例えば自動運転が代表選手でしょうか。

人間は、目から入る情報だけで
車を運転できます。

つまり、画像センサーから入る情報だけで
目的地まで安全に到着できることが、
自動運転のゴールになるでしょう。

今の自動運転技術は
簡単に言えば、
画像情報だけでの独自判断はできません。

どういうことかと言うと、

前にいる車を認識した上で
前の車が止まれば自分も止まる、
動いたら自分も動く。

という事を判断します。

前に車がいないと、
車線の真ん中で制限速度で
動き続けるだけ。

というのが高速道路での
自動運転の仕組みです。

市街地での自動運転はできません。

なので、まだまだ
人間の目や脳に遠く及ばないのですね。

ただし、レーダー、超音波、
赤外線センサーを駆使し、
障害物の接近や生態を識別しますので、

人間が知覚するよりも早く
ブレーキに反応します。

前を走る車の急ブレーキにも反応できるので、
こうした機能は市街地でも有用です。

ですので、目の役割をする
センサー技術が主要であり、

判断をする脳の役割までは
あまり持っていないのです。

車の世界ではこれを自動運転ではなく、
安全運転支援として区別しています。

こういった、いわゆる
「マシンオートメーション」
というのは昔からありました。

最も身近なのは自動販売機です。

偽コインを判定し、
購入者が選んだドリンクを適切な温度で
提供してお釣りも渡す技術です。

素晴らしい技術ですが、
あまりにありふれているので、
我々はこれを人工知能とは言いません。

(ちなみにドリンク自動販売機は、
日本だけの特殊な市場であり、
海外ではめったにみられません)

駅の切符販売機や自動通過認識も
同様でしょう。

人工知能というからには、
もっと高度で繊細な判断をするものである

という暗黙の了解があるからだと思います。

投資の世界で人工知能と言えば
「Bloomberg」と言う、
経済や金融中心の情報会社をご存知でしょうか?

人工知能を使ったファンドの運用が失敗し、
清算することになった
という
ニュースが最近出ました。

参考記事:「2年も持たなかったAIファンド 」

これによると、2016年後半に
スタートしたファンドは、年率8-9%の
リターンを安定的にもたらしていました。

しかし、2018年はマイナスになってしまい
精算に至った、とのことです。

高度で繊細な判断をする
人工知能での投資技術が失敗した、
最初の事例
になると思います。

ただ、今後の主流となる技術だと思いますので、
どんどんやってほしい領域ですが、

現状では、
大きな限界があるということも
意識しておきたいものです。

それでは、また次回。

奥村尚

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奥村尚
奥村尚
・ジャパンインベストメントスクール講師 ・マーケット アナリスト ・マーケットの魔術師 20兆円もの運用資産をもつ米国大手ヘッジファンド株式投資部門スーパーバイザー、自身も日本でヘッジファンドを主宰。日本証券アナリスト協会会員。 1987年、都立大学大学院工学研究科修了(テーマは人工知能)。日興証券入社。投資工学研究所にて、数々の数理モデル開発に携わる。スタンフォード大学教授ウィリアム・F・シャープ博士(1990年ノーベル経済学賞)と投資モデル共同開発、東証株価のネット配信(世界初)なども手掛ける。 2000年 東証マザーズ上場第一号のインターネット総研で金融事業を統括。 2002年 イスラエル天才科学者とベンチャー企業設立、人工知能技術を商用化し空港に導入。 2004年以降は、金融業界とIoT業界の交点で活躍。最先端の人工知能とアナリストの相場適応力を融合させた投資モデルMRAを完成し、内外の機関投資家に提供する。この投資手法は、最低25%/年以上の収益を「MRAを使う誰にでも」もらたしている(一度も元本割れなし)。 2015年 個人投資家へMRA情報提供開始、さらに投資塾を通してお金の知識を広め、ゆたかな生活の創造に貢献している。 趣味は、オーディオの機械いじり。ワインやウィスキーをたしなむこと。スポーツも好きでスキー、スケートは自称特級(そんなものはない)、エアロビック競技を10年ほどやっている(NAC マスター男子シングル 9連覇中、2014-2016日本選手権千葉県代表)。ただし、「かなずち」であり、球技も苦手である。

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