移動平均線の欠点と修正方法はどんなものでしょう?

2015.9.14
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From:不動修太郎
都内の自宅より、、、

おはようございます。
不動です。

なぜでしょう?

私自身はそんなつもりは、ありませんが、
運動もしない、肉もあまり食べない、今で言う
草食男子のように思われることがあります。

意外と肉体派で、
学生のときはこんな
アルバイトをしていたんですよ。

トラックの助手席に乗り、荷物を
お客さんの家にダッシュで届けるという
ガテン系のアルバイトです。

その当時、毎日トラックの
助手席に乗り続けることになります。

すると、
自分自身で運転しているわけではないのに、
不思議と、ある能力が身につきました。

それは、トラックが細い路地に入って
対向車とすれ違えるか、あるいは路地を
通り抜けられるか分かるようになったのです。

恐らくは毎日の習慣により、
車幅感覚という一種の勘が
養われたのでしょう。

このお話しと投資での
相場勘は共通するものがあります。

実際に投資をしていなくても毎日のように
チャートを見て将来の相場を
予想し続けると相場勘が出来ます。

相場勘が出来るとテクニカルに頼らなくても
なんとなく相場が読めてくるものです。

言い換えると相場勘が出来上がるまでは、
大きな金額の投資は控えるほうがいいですね。

それまでは、分かり易いテクニカルを
しっかりと見てその時の相場の予想を
忘れないようにノートにつけると良いと思います。

さて、今回は前回の記事の続きです。

下の移動平均線のチャートを見て下さい。

赤と青の曲線が移動平均線で
おのおの20日と40日の平均期間です。

図1 (2)
【図1】

このチャートで「谷」と書いた所で
相場が底を打って激しく上昇に転じていますね。

その後で移動平均線が交差し、
「ゴールデンクロス」という
相場上昇の予想が出ています。

しかし、そのタイミングは実際の相場の
動きよりも遅れています。

移動平均線は過去の値動きを
平均しているので相場が速く動くと
追いつけずに予想が遅れてしまいます。

これが移動平均線の欠点です。

その欠点を補うには移動平均期間を
短くすれば、良いわけです。

図2 (2)
【図2】

移動平均期間を上のチャートの半分、
つまり20日と10日にしてみました。

移動平均線の移動期間を短くすると
移動平均線は相場の動き、つまり
ローソク足に近づいていきます。

今度は、赤丸を付けていた所での移動平均線の
遅れは少し小さくなりましたが、2本の移動平均線の
交差回数が多くなり、忙しい売買になってしまいますね。

ですから移動平均期間を延ばしたり、
短くしたり調整しながら、今の相場に
適したテクニカルに仕上げていきましょう。

このように、テクニカル指標は、
ただ知っているだけでは、
使いこなせません。

その時の相場に合わせて、
調整する力が大事になるのです。

これも、相場勘の一種ですね。

これから、一緒に身につけていきましょう。

不動修太郎

今日も私の記事を読んでくださって
ありがとうございます。

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