テクニカル分析に合う株・合わない株

2021.7.23
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From:MAX
都内のトレーディングルームより、、、
 
 
おはようございます。MAXです。
 
個人投資家が良く使うテクニカル分析。
これはにはメリットとデメリットが存在します。
 
今日はそのメリットとデメリットを紹介した上で、その対策。
また機能しやすい銘柄の特徴について紹介します。
 
では早速見ていきましょう。
 
テクニカル分析のメリットは大きく3つ
①トレードに一貫性が敷ける
②自分に合ったものを選べる
③FXと違って板取引ができる
 
テクニカル分析のデメリットは大きく3つ
①個人が大きく動かせる
②分析方法が豊富にある
③ニュースで価格が飛ぶ
 
 
①トレードに一貫性が敷ける
これが勝ち続けられる人と負け続ける人との分岐点です。
 
自分が買いで入ったり、売りで入ったりするにしても同じようなパターンで入らなければ意味がありません。
 
例えば、1回目の購入をRSI という指標を使いスイングトレードで行ったのにも関わらず、2回目の購入をMACDという指標でスキャルピングで行ったとすると、指標も違うしトレードの時間軸も違うことになります。
 
こうなってしまうとテクニカル分析かトレードの時間軸かどちらを修正したらいいのか分かりにくくなってしまいます。
 
その結果、修正する変数に一貫性を敷けないためトレードで収益化できる様になるまで時間がかかってしまいます。
 
つまり自分が行う時間軸を決めたり使う指標を決めたらしばらく使ってみることが大切です。
 
その上で時間をかけて少しづつ改良していく必要があるのです。
 
 
②自分に合ったものを選べる
株価等のデータは公開されており業績も株主総会で公開されるわけです。
 
最近であれば業績予測も表示されているため将来的に上がっていきそうかの判断も比較的しやすいと考えられます。
そういった意味では為替より株式の方が公開されている情報も多いので取引しやすいと言え流でしょう。
 
では実際それをどのように取り入れたら良いのか?
私自身もそうでしたが、たくさんのテクニカル分析の手法、指標や時間軸があるため自分の本業に合わせてトレードを行うことができます。
 
例を挙げるとNY市場が暴落あるいは暴騰した場合のみ次の朝迎える日本市場での取引を行います。
NY市場と同じ方向にかけて自分の思った方向に動けばそのまま利益を伸ばすこともありますし、反対にいけば損切りをします。
 
その判断を行うためのテクニカル分析を利用すればいいわけです。
 
 
③FXと違って板取引ができる
どの証券口座を開設してもわかることですが、現在の価格に対して買数量と売数量が表示されます。
 
買いの方が優勢か劣勢か板の情報によって読み取ることが可能です。
 
関連銘柄は上がっているけれど、売買を考えていたものが上がっていないなど板情報をみて判断できるのです。
 
その株取引に参加している人数はともかく売買の枚数が視覚化されているのも大きいと言えるでしょう。
 
 
デメリットは3つ
①個人が大きく動かせる

1部上場企業でない銘柄を取引してしまうことで起こりうる問題です。
 
資金のある人が株を購入することで一方的に価格が釣り上げられてしまうこともあります。
 
もちろんインサイダーや株価操作は禁止されていますがジャスダックなど市場規模の小さい銘柄を取引していると一方的に価格が上がってしまうこともあるので注意が必要と言えます。
 
②分析方法が豊富にある
チャートの分析方法は、トレンド系とオシレーター系があり数だけでいくとかなりの量です。
それぞれの計算方法や利用するタイミングが異なったりします。
 
つまり自分に合うものがどれか分からないままに投資家金がショートするかもしれません。
 
メリットでもありますがデメリットにもなりかねないので注意が必要です。
 
③ニュースで価格が飛ぶ
テクニカル分析は、価格に対して行われるためファンダメンタルズ(ニュース)が無視されます。
そのため企業が不祥事を起こした場合なと株価が急落する恐れがあります。
この場合、過去の動きと大きく異なり一方的に暴落する可能性が出てきてしまいます。
 
ではデメリットに対しての対策はないのか?
結論から言うとあります。
 
東証1部上場銘柄(その中でも時価総額1兆円超えの150社ほど)を取引する。
 
やはり個人で動かすことができず、ニュースにも敏感な東証1部上場企業の銘柄を取引することで上記のデメリットを回避することが行いやすいと思います。
 
①、③のリスクを下げた上で時間をかけて自分に合うテクニカル分析を見つけていくことが大切です。
 
よってテクニカル分析におすすめの株は、東証1部の銘柄になります。
 
理由は日経平均と連動するからです。
 
そもそも日経平均とは東証1部上場企業の中から業種バランスを考慮して選んだ225社の平均です。
 
なので世界の株価の上がり下がりに連動します。
 
私が利用する3つの情報

まずは移動平均線です。
ある一定期間の価格から平均値を計算し、折線グラフで表したものになります。
その日を含めた過去何日間かの価格を毎日計算するため、平均値が移動していくものです。
 
ここに触れてトレンドが変換した場合、あるいはこれに沿ってトレンドが継続されている場合に取引を行っています。
 
ただ移動平均線だけで取引を行なっているわけではありません。
 
次に板情報を取り入れます。
先程の移動平均線の情報に沿って、取引を考えているタイミングで板情報も見ます。
 
移動平均線が上昇していおり、トレンドが続きそうな場合であれば買いで入りますが、板が薄かったり変な出方をしているなと感じたら売買を見送ります。
 
売買を見送った場合はトレードをしません。
 
なぜなら無理に売買を行なってしまうと変数が変わるのでトレードに一貫性が敷けなくなってしまいます。
 
では変な板の出方で見送るパターンとは?
4パターンあります。
 
①日本市場が開く10分前に1番近い指値に100枚買い板が出ていたとしたら開始1分前に突然消えるパターン

②機械的に同じ枚数で買い下がっていって突然大きいのをぶつけてくるパターン

③1枚ずつ現れて無限に出てくるようなパターン

④通常10〜20枚程度の板の所に突然100枚現れるパターン
 
これらの時は基本的にトレードを見送ります。
 
最後に購入する業種で一番利益の出そうなものを見ます。
銀行銘柄の売買を考えている場合、銀行の銘柄の中で一番上昇率が高いものがどれに当たるのか
、その日の状況をみて判断する様にしています。
 
 
以上が株を取引する上で私自身が行なっているスタイルです。
 
最終的にいろいろなテクニカル分析の仕方を学習した上で移動平均線に私の場合は落ち着きました。
 
     移動平均線 + 板情報 + 値上がりそうなもの
 
値上がりそうなものは東証1部の時価総額1兆円超えの企業はやはり日経平均に連動してきますので取引対象になりやすいです。
 
人によって働き方や投資金が違うためトレードの仕方は変わってきます。
 
焦らず大切な資金を溶かさないためにも自分に合ったテクニカル分析を行なって欲しいなと思います。
 
そのために必要なことはたったの3つです。
この記事のまとめをして終わりにしようと思います。
 
①一部上場銘柄(時価総額1兆円超えの企業)を取引する
②自分に合うテクニカルを見つける
③テクニカルを鵜呑みにしない
 
ファンダメンタルズによって起こることはずっと相場にいれば出会うことになります。
 
その時にせっかく積み上げた利益を吹き飛ばさないように出た情報によって損切りする必要があることも頭の片隅に入れておきたいですね。
 
 
MAX

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