こんにちは、ケン藤田です。
今回は、私自身も投資を行う上で
最も大事にしている
「間違った投資先選びを回避する」ために、
実際にどのようなポイントで
判断しているのか?
私自身が国内外の大富豪たちや、
その資産管理を生業としている人たちから学び、
実践している方法をシェアしたいと思います。
今回は、
以下の4つのポイントからの判断方法に加え、
1. 資産の分散
2. 長期的視点
3. 時期の判断
4. 情報の取得
これらの土台となる“最も大事なこと”を
1つお伝えします。
この最も大事なことは、
最後にシェアします。
では、それぞれ解説していきます。
<1. 資産の分散>
まず1つ目のポイントは、
資産の分散です。
資産の分散と聞いて、
あなたはどんなイメージを持つでしょうか?
「銘柄を分散する」
「業種を分散する」
「業界を分散する」
「会社規模を分散する」
たとえば、業界を分散しておけば
何かマクロ的な問題が起きても
全体としては負けづらい…
そんなことを
考えられているかもしれません。
確かにその通りではありますが、
世界の経済的成功者たちは、
実はもっと“広い視野”で
投資や資産運用というものを捉えています。
世界の経済的成功者たちは常に、
仮に自国の経済が崩壊し、
通貨の価値がゼロになるほどの
危機が起きたとしても、
一族の資産は
守り抜けるような状態を作っています。
では、世界の経済的成功者たちは
どのようにして、
そのような状態であり続けているのでしょうか?
ここに、
本質的な答えがあります。
先ほど申し上げた広い視野とは、
「複数の国の、
複数の通貨の、
複数の資産に分散投資している」
ということを指してます。
これが世界のスタンダードです。
例えば、英国の資産家でいえば、
英国国内の不動産はもちろん、
・アメリカの上場株式
・ドル建ての世界中の債券
・スイスやヨーロッパのプライベートバンク
・ヨーロッパ諸国の不動産
・中東やシンガポール、日本の不動産
・近年では仮想通貨
・有望な会社への出資
・そして自分(家族)への投資
など…
実に様々な場所に投資しています。
では、我々がそこから何を学び、
何を実践のヒントにすべきかというと、
①通貨の分散
②資産(投資先)の分散
あたりは比較的始めやすい方法なので、
日本、アメリカ、ヨーロッパ(英国含む)の
3つの国・通貨に分散を考えてみることから、
取り組んでみるのが良いと言えるでしょう。
<2. 長期的視点>
2つ目のポイントは、
長期的視点を持つということです。
世界の経済的成功者たちに共通しているのは、
「短期的に利益が出るもの」ではなく、
「長期的に収益を生み、価値が上がる」ものを
選択しているという点です。
・さらなる発展が期待できる優秀な企業
・安全性が高く、高い金利が得られる債券
・立地や建物の価値と賃料の高い不動産
など、短期的な価格の
上がり下がりではなく、
短くても3年〜5年、
10年以上も全然当たり前な長期的な視点で、
「収益を生み続けられ、
価値も上がる期待ができるものか?」
ということを徹底して見ています。
このことについて、
かつて私は、
なぜ、そのような投資判断をするのか?
目の前にチャンスがあっても拾わないのか?
といったことを聞いたことがあるのですが、
「売り時や買い時を気にして脳や心のリソースを奪われるより、
良いものを選ぶことに注力して投資後は意識から消した方が
より確実に大きなリターンを得られるんだよ」
そしてさらに、
「多くの人は、途中で投資を辞めてしまうから損をする、
とにかく続けると決めることが最もリターンが大きくなる」
という答えを、
その時教えてもらいました。
つい、利益が出たら
売却してしまいたくなったり、
一時的に大きな含み損があると
頭も抱えてしまいますが、
経済的成功者たちは
「最初から長期で持つ」と
決めることで、
脳や心のリソースを十分に確保しつつ、
投資における成功確率を上げているのです。
===
今回は前半パートとして、
まず2つのポイントをお伝えしました。
残り2つの
「時期の判断」「情報の取得」
というポイントの詳細、
そして最も重要なことについては、
次回のブログでシェアしたいと思います。
それでは、次回のブログもお楽しみに。
ケン藤田
投資・資産運用歴18年以上、海外投資歴12年以上、世の中に存在するほぼ全ての投資商品への投資経験を持つ資産運用・海外投資のプロフェッショナル。
ヨーロッパを中心とした金融先進国での金融専門家や富裕層たちとの交流で学んだ、富裕層だけが知る「お金のとある共通点」をベースに独自の投資法を構築。
資産運用アドバイザーとして、これまで述べ1000名以上への資産運用アドバイスを行い(累計アドバイス額120億円以上)、そのうち95%以上の方の資産増大を実現。
現在は、年商5〜25億円規模の複数企業のCFO(最高財務責任者)として活動するかたわら、自身も5億円規模の資産を年利10〜15%以上のリターンで運用する現役投資家としての顔も持つ。
日経新聞出版社より2冊のマネー系書籍の監修実績がある(累計発行部数5万冊)。
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