【1ドル160円超えの世界】今後の流れはどうなる?

2024.5.3
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こんにちは、ケン藤田です。

4月26日の日銀総裁会見で、
34年ぶりの1ドル156円の水準まで円安が進み、

「今後どうなるの?」
「どこまで円安が進むの?」
「流石に少し円高に戻るんじゃないの?」

と、
現役不動産投資家(資産家)や、
事業経営者なども含めて多くの方たちから、
質問をいただいています。

今回の流れで1ドル156円を超えたことに関しては、
「今来たか」という印象はありつつも驚きはありませんでした。

※その後もさらに円安が進み、
4月30日には1ドル160円を超えました。

短期的な為替や株価の動きに一喜一憂せず、
常に平常心で流れを読み、
確認作業のように投資を続けているにすぎないからです。

数ヶ月〜数年と多少のタイミングのズレはあれど、
大きな流れは「コロナ」のような事態が起きない限り、
想定と大きくは変わりません。

大きな1年の流れに関する私見は、過去のブログでも語った通りです。
https://j-i-s.info/?p=39508
https://j-i-s.info/?p=39558
https://j-i-s.info/?p=39612

では、私は今後はどのような流れを見ているのか?

実際のドル円チャートを見ながら話しましょう。

 

冒頭でもお伝えした通り、
1ドル156円を超えたのは、前回の1990年以来実に34年ぶりになります。
(チャートの赤い横線が155円のレンジです)

このチャートからもわかることは、
前回の120円代から155円レンジへの円安進行は
バブル期の1987年頃から1990年にかけての期間だけで、

それ以前は1973年の変動相場制の導入以降、
180〜280円のレンジ相場はありながらも、
右肩下がりで円高へ進んでいきました。

つまり、
1ドル155円以上の時代のデータは、
バブル以前のものしか存在しないのです。

テクニカルで見る抵抗線が無い世界に突入したので、
今後、どうなっていくのかは読むことができません。

冗談のようですが本気です。

そんな世の中でも注目すべきは、
『日米の金利動向』です。

今回の日銀総裁の会見でも相場が動いたように、
世界の投資家たちが、
今、一番注目しているポイントです。

私も、このポイントを見ているからこそ、
長期的な円安進行について疑いを持たず、
資産を形成してくることができました。

今後の動向でいえば、
日本側はインフレ・円安を許容しており、
利上げを行わない見通し。

米国側は1-3月期のGDP成長が減速と、
一方でインフレ率の上昇を理由に利下げは見送るでしょう。

※4/30、 5/1のFOMCでも米金利の利下げは見送りに。

そうなると日米の金利差は縮まらないので、
中長期的にも円高に動くことは考えづらいでしょう。

それでも、為替介入などで一時的に円高に動くことがあれば、
その時こそ外貨投資への切り替えをお勧めします。

今回の記事も、あなたの資産形成のヒントになれば幸いです。

世界の経済的成功者たちから教わり身につけた資産構築の常識を
今後も発信しますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

それでは、また。

ケン藤田

PS
日銀の総裁会見は見る時間がなかったので、
YoutubeをChatGPTの文字起こし・要約を利用して、
全容を掴み、改めて今後の方向性を再確認しました。

英語情報の重要情報(米大統領選関係など)も、
日本語訳化してアウトラインを掴めるので、
忙しい人や語学に自信がない人にもお勧めです。

本当に便利な時代になりました。

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