2014-15年の堅調な上昇相場

2024.5.22
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From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

前回は、
2013年のバブルについて
書きましたが、

その翌年も
バブルのような上昇を
果たしています。

2013年は5月に
大きく下落した後に

それを取り返す以上の
上昇をしたのですが、

2014-15年も
展開はやや似ています。

2013年と同様、2014年も
下落からスタートしたのですが、

その下落の理由は
2013年が上がりすぎであり
その反動としての調整、および

ウクライナ領クリミア半島の
露西亜への併合という
欧州情勢緊迫もありました。

しかし、2014年5月以降は、
割と順調に伸びました。

株価は10月に
大きな下げがありましたが、

ドル高が急激に進行し
米景気への懸念材料となった
ことなどが原因とされています。

日銀は、
金融緩和をどんどん追加しました。

また、消費税率を
2014年4月に8%に
引き上げたばかりの時期で、

2015年10月に10%へ
さらに引き上げる計画を
2017年4月に延期していたのですが、

結局2019年10月まで
据え置きを決定しています。

株価の順調な伸びは、
日銀や消費税引き上げ延期のおかげ
という要素も多々あったことでしょう。

さて、まったく同じ期間で、
ドル円もみておきましょう。

ドル高(円安)が進むと
日経平均も似たような形で
上昇することがわかると思います。

この期間のドル円レートxと
日経平均yの関係をみると、
こうなります。

この頃は、1円円安になると、
日経平均は226円上昇していたわけです。

 

奥村尚

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