From:奥村尚
東京のオフィスより、、、
前回は、
2013年のバブルについて
書きましたが、
その翌年も
バブルのような上昇を
果たしています。
2013年は5月に
大きく下落した後に
それを取り返す以上の
上昇をしたのですが、
2014-15年も
展開はやや似ています。
2013年と同様、2014年も
下落からスタートしたのですが、
その下落の理由は
2013年が上がりすぎであり
その反動としての調整、および
ウクライナ領クリミア半島の
露西亜への併合という
欧州情勢緊迫もありました。
しかし、2014年5月以降は、
割と順調に伸びました。
株価は10月に
大きな下げがありましたが、
ドル高が急激に進行し
米景気への懸念材料となった
ことなどが原因とされています。
日銀は、
金融緩和をどんどん追加しました。
また、消費税率を
2014年4月に8%に
引き上げたばかりの時期で、
2015年10月に10%へ
さらに引き上げる計画を
2017年4月に延期していたのですが、
結局2019年10月まで
据え置きを決定しています。
株価の順調な伸びは、
日銀や消費税引き上げ延期のおかげ
という要素も多々あったことでしょう。
さて、まったく同じ期間で、
ドル円もみておきましょう。
ドル高(円安)が進むと
日経平均も似たような形で
上昇することがわかると思います。
この期間のドル円レートxと
日経平均yの関係をみると、
こうなります。
この頃は、1円円安になると、
日経平均は226円上昇していたわけです。
奥村尚
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・ジャパンインベストメントスクール講師
・マーケット アナリスト
・マーケットの魔術師
20兆円もの運用資産をもつ米国大手ヘッジファンド株式投資部門スーパーバイザー、自身も日本でヘッジファンドを主宰。日本証券アナリスト協会会員。
1987年、都立大学大学院工学研究科修了(テーマは人工知能)。日興証券入社。投資工学研究所にて、数々の数理モデル開発に携わる。スタンフォード大学教授ウィリアム・F・シャープ博士(1990年ノーベル経済学賞)と投資モデル共同開発、東証株価のネット配信(世界初)なども手掛ける。
2000年 東証マザーズ上場第一号のインターネット総研で金融事業を統括。
2002年 イスラエル天才科学者とベンチャー企業設立、人工知能技術を商用化し空港に導入。
2004年以降は、金融業界とIoT業界の交点で活躍。最先端の人工知能とアナリストの相場適応力を融合させた投資モデルMRAを完成し、内外の機関投資家に提供する。この投資手法は、最低25%/年以上の収益を「MRAを使う誰にでも」もらたしている(一度も元本割れなし)。
2015年 個人投資家へMRA情報提供開始、さらに投資塾を通してお金の知識を広め、ゆたかな生活の創造に貢献している。
趣味は、オーディオの機械いじり。ワインやウィスキーをたしなむこと。スポーツも好きでスキー、スケートは自称特級(そんなものはない)、エアロビック競技を10年ほどやっている(NAC マスター男子シングル 9連覇中、2014-2016日本選手権千葉県代表)。ただし、「かなずち」であり、球技も苦手である。