From:奥村尚
東京のオフィスより、、、
東証は、
今週の七夕(7月7日 月曜日)で、
営業日としては
20606日を数えました。
終戦後1949年5月16日に
スタートしてから、
76年たっています。
当初は、日経平均という考え方は
まだ出現していなく、
1950年9月7日から
平均株価という名称で公表を始め、
それ以前の平均株価も
遡って計算され、
公表されました。
超長期での
日経平均の推移をみてみましょう。
よく見る形ですね。
1973年になって、
少し勢いが止まりました。
オイルショックですね。
数年は伸びが止まりましたが、
1977年から再び伸びはじめ、
1990年まで一気に上昇します。
その後一気に下がり、
2013年から伸び始めて
今まで伸び続けていることが
わかります。
2015年に
2万円の壁に跳ね返され、
2017年に
2万4千円の壁に跳ね返され、
2020年に
3万円の壁に跳ね返され、
いま
4万円の壁に挑戦中
といったところです。
さて、超長期で見る場合、
縦軸をlogで取ると
一気に景色がかわり、
シンプルに見やすくなります。
これだけの超長期でみる場合、
日々の騰落の影響は
スポイルされるので、
わかりやすい形に
なっていることがわかります。
戦後、奇跡の経済成長を遂げた日本は、
株価も順調に伸びて、
株価は年率で平均すると
16%で成長を続け、
39816円(以下、1円単位で四捨五入)
をつけました。昭和のバブルです。
かなりあっけなく終わりを迎え、
その後、失われた20年を迎えます。
株価は、
2009年に7055円まで下がりました。
リーマンショックで
世界中が金融不況に襲われたころです。
それ以降は、
株価は成長を再び開始します。
そして今年に至るわけですが、
この間、年平均10.5%の伸びを見せました。
2桁ですから、かなりの成長率です。
7.1%の成長が続くと、
10年で倍に成長するのですが、
それをはるかに超える成長をしていたんですね。
しかも、今の株価成長は、
もう16年も続いています。
経済成長は、
GDPの伸びと定義するのですが、
GDPの伸びをみると
2021年以降は継続して
経済成長が続いています。
このチャートを見る限り、
まだまだ、今の伸びは続くのではないか、
という期待が起こりますね。
奥村尚

・ジャパンインベストメントスクール講師
・マーケット アナリスト
・マーケットの魔術師
20兆円もの運用資産をもつ米国大手ヘッジファンド株式投資部門スーパーバイザー、自身も日本でヘッジファンドを主宰。日本証券アナリスト協会会員。
1987年、都立大学大学院工学研究科修了(テーマは人工知能)。日興証券入社。投資工学研究所にて、数々の数理モデル開発に携わる。スタンフォード大学教授ウィリアム・F・シャープ博士(1990年ノーベル経済学賞)と投資モデル共同開発、東証株価のネット配信(世界初)なども手掛ける。
2000年 東証マザーズ上場第一号のインターネット総研で金融事業を統括。
2002年 イスラエル天才科学者とベンチャー企業設立、人工知能技術を商用化し空港に導入。
2004年以降は、金融業界とIoT業界の交点で活躍。最先端の人工知能とアナリストの相場適応力を融合させた投資モデルMRAを完成し、内外の機関投資家に提供する。この投資手法は、最低25%/年以上の収益を「MRAを使う誰にでも」もらたしている(一度も元本割れなし)。
2015年 個人投資家へMRA情報提供開始、さらに投資塾を通してお金の知識を広め、ゆたかな生活の創造に貢献している。
趣味は、オーディオの機械いじり。ワインやウィスキーをたしなむこと。スポーツも好きでスキー、スケートは自称特級(そんなものはない)、エアロビック競技を10年ほどやっている(NAC マスター男子シングル 9連覇中、2014-2016日本選手権千葉県代表)。ただし、「かなずち」であり、球技も苦手である。