日経平均の超長期の歩みをみる

2025.7.9
Share:

From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

東証は、
今週の七夕(7月7日 月曜日)で、

営業日としては
20606日を数えました。

終戦後1949年5月16日に
スタートしてから、
76年たっています。

当初は、日経平均という考え方は
まだ出現していなく、

1950年9月7日から
平均株価という名称で公表を始め、

それ以前の平均株価も
遡って計算され、
公表されました。

超長期での
日経平均の推移をみてみましょう。

よく見る形ですね。

1973年になって、
少し勢いが止まりました。

オイルショックですね。

数年は伸びが止まりましたが、
1977年から再び伸びはじめ、
1990年まで一気に上昇します。

その後一気に下がり、
2013年から伸び始めて

今まで伸び続けていることが
わかります。

2015年に
2万円の壁に跳ね返され、

2017年に
2万4千円の壁に跳ね返され、

2020年に
3万円の壁に跳ね返され、

いま
4万円の壁に挑戦中
といったところです。

さて、超長期で見る場合、
縦軸をlogで取ると

一気に景色がかわり、
シンプルに見やすくなります。

これだけの超長期でみる場合、
日々の騰落の影響は
スポイルされるので、

わかりやすい形に
なっていることがわかります。

戦後、奇跡の経済成長を遂げた日本は、
株価も順調に伸びて、

株価は年率で平均すると
16%で成長を続け、

39816円(以下、1円単位で四捨五入)
をつけました。昭和のバブルです。

かなりあっけなく終わりを迎え、
その後、失われた20年を迎えます。

株価は、
2009年に7055円まで下がりました。

リーマンショックで
世界中が金融不況に襲われたころです。

それ以降は、
株価は成長を再び開始します。

そして今年に至るわけですが、
この間、年平均10.5%の伸びを見せました。

2桁ですから、かなりの成長率です。

7.1%の成長が続くと、
10年で倍に成長するのですが、
それをはるかに超える成長をしていたんですね。

しかも、今の株価成長は、
もう16年も続いています。

経済成長は、
GDPの伸びと定義するのですが、

GDPの伸びをみると
2021年以降は継続して
経済成長が続いています。

このチャートを見る限り、
まだまだ、今の伸びは続くのではないか、
という期待が起こりますね。

奥村尚

関連記事

Pick Up!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です