こんにちは、ケン藤田です。
4月26日の日銀総裁会見で、
34年ぶりの1ドル156円の水準まで円安が進み、
「今後どうなるの?」
「どこまで円安が進むの?」
「流石に少し円高に戻るんじゃないの?」
と、
現役不動産投資家(資産家)や、
事業経営者なども含めて多くの方たちから、
質問をいただいています。
今回の流れで1ドル156円を超えたことに関しては、
「今来たか」という印象はありつつも驚きはありませんでした。
※その後もさらに円安が進み、
4月30日には1ドル160円を超えました。
短期的な為替や株価の動きに一喜一憂せず、
常に平常心で流れを読み、
確認作業のように投資を続けているにすぎないからです。
数ヶ月〜数年と多少のタイミングのズレはあれど、
大きな流れは「コロナ」のような事態が起きない限り、
想定と大きくは変わりません。
大きな1年の流れに関する私見は、過去のブログでも語った通りです。
https://j-i-s.info/?p=39508
https://j-i-s.info/?p=39558
https://j-i-s.info/?p=39612
では、私は今後はどのような流れを見ているのか?
実際のドル円チャートを見ながら話しましょう。
冒頭でもお伝えした通り、
1ドル156円を超えたのは、前回の1990年以来実に34年ぶりになります。
(チャートの赤い横線が155円のレンジです)
このチャートからもわかることは、
前回の120円代から155円レンジへの円安進行は
バブル期の1987年頃から1990年にかけての期間だけで、
それ以前は1973年の変動相場制の導入以降、
180〜280円のレンジ相場はありながらも、
右肩下がりで円高へ進んでいきました。
つまり、
1ドル155円以上の時代のデータは、
バブル以前のものしか存在しないのです。
テクニカルで見る抵抗線が無い世界に突入したので、
今後、どうなっていくのかは読むことができません。
冗談のようですが本気です。
そんな世の中でも注目すべきは、
『日米の金利動向』です。
今回の日銀総裁の会見でも相場が動いたように、
世界の投資家たちが、
今、一番注目しているポイントです。
私も、このポイントを見ているからこそ、
長期的な円安進行について疑いを持たず、
資産を形成してくることができました。
今後の動向でいえば、
日本側はインフレ・円安を許容しており、
利上げを行わない見通し。
米国側は1-3月期のGDP成長が減速と、
一方でインフレ率の上昇を理由に利下げは見送るでしょう。
※4/30、 5/1のFOMCでも米金利の利下げは見送りに。
そうなると日米の金利差は縮まらないので、
中長期的にも円高に動くことは考えづらいでしょう。
それでも、為替介入などで一時的に円高に動くことがあれば、
その時こそ外貨投資への切り替えをお勧めします。
今回の記事も、あなたの資産形成のヒントになれば幸いです。
世界の経済的成功者たちから教わり身につけた資産構築の常識を
今後も発信しますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、また。
ケン藤田
PS
日銀の総裁会見は見る時間がなかったので、
YoutubeをChatGPTの文字起こし・要約を利用して、
全容を掴み、改めて今後の方向性を再確認しました。
英語情報の重要情報(米大統領選関係など)も、
日本語訳化してアウトラインを掴めるので、
忙しい人や語学に自信がない人にもお勧めです。
本当に便利な時代になりました。
投資・資産運用歴18年以上、海外投資歴12年以上、世の中に存在するほぼ全ての投資商品への投資経験を持つ資産運用・海外投資のプロフェッショナル。
ヨーロッパを中心とした金融先進国での金融専門家や富裕層たちとの交流で学んだ、富裕層だけが知る「お金のとある共通点」をベースに独自の投資法を構築。
資産運用アドバイザーとして、これまで述べ1000名以上への資産運用アドバイスを行い(累計アドバイス額120億円以上)、そのうち95%以上の方の資産増大を実現。
現在は、年商5〜25億円規模の複数企業のCFO(最高財務責任者)として活動するかたわら、自身も5億円規模の資産を年利10〜15%以上のリターンで運用する現役投資家としての顔も持つ。
日経新聞出版社より2冊のマネー系書籍の監修実績がある(累計発行部数5万冊)。
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