第二波の威力を試算しました

2020.5.20
Share:

From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

おはようございます。

5月13日に、パウエルFRB議長が
ネットで講演しました。

ずっと見ていたので、
印象に残ったコメントを
列挙してみます。

ただし、メモを取りながら
見ていたわけでもないので、

正確な翻訳にはなっていない点も
あるかもしれませんが、
ご承知おきください。

1.所得が4万ドル以下の家計の40%が3月に職を失った
2 .景気回復には時間がかかるだろう
3 .最悪のシナリオでは、生産性の伸びが長期間低迷する。所得も低迷する
4 .追加の財政支援は、長期的に経済損失を抑制し、力強い回復を遂げられるのでやるべきだ
5 .FRBは経済が回復軌道に乗るまでは最大限に活用する
(12日から、米社債の投資信託の買い入れを始めた)
6 .マイナス金利政策は検討していない

この直後、国債利回りは低下し、
ドル指数も低下しました。

それほど大きな反応ではなかったのですが、
株価も続落しました。

しかし、おおざっぱに言えば、
米国の株式市場では、

4-6月こそ大きく落ち込むであろうが、
7-9月はV字回復を達成する、

という楽観論が支配的です。

パウエル議長のコメントは、
この楽観論を裏切るものでしたが、
まだ、楽観論が支配的です。

しかし、経済活動を再開した結果として、
第二波の危険もささやかれています。

実際、中国は北朝鮮との
国境近くの都市を封鎖し、
再開したはずの学校も休校としました。

韓国も、緩めた警戒態勢の中、
ナイトクラブでクラスターが発生しました。

日本も、39県は解除され、
首都圏も解除の検討に入っています。

では、第二波の威力を
試算してみましょう。

「首都圏で満員電車通勤が復活した場合、
どのくらい第二波のインパクトがあるか」

という試算です。

・満員電車で感染者がマスクをして咳をした場合、
ドア近辺の9人が感染する

という、京都工芸大学の山川教授の
シミュレーションが公開されていますので、
この数字をつかいます。

5月16日現在、
東京の感染者数は5,000人です。

人口は1,400万人いますから、
2,800人にひとり感染していることになります。

この人数は、本人が認識している数ですが、
まったく同じ人数が隠れ感染者として
存在していると仮定します。

隠れ感染者ですから、
本人は認識できていません。

当然、電車に乗って移動もしますね。

つまりは、この隠れ感染者は
2,800人にひとりの確率で街中に存在している
ということになります。
(あくまでも仮定ですよ)

2,800人というと、
10-15両編成の電車1本に乗る、
ラッシュ時の人数とほぼ同数ですので、

感染者もまた、
1本の電車のどこかの車両に
ひとり存在することになります。

ひとりの感染者がいて、
マスクをして、咳やくしゃみをすると、
9人が感染するということになりますね。

山手線はラッシュ時、
1時間に20本くらいありますから、
1時間に9人 x 20本=180人が感染します。

ラッシュ時は朝夕で6時間ありますので、
その6倍、だいたい1,000人が一日に感染します。

これは山手線だけです。

首都圏には84路線ありますから、
その84倍が一日に感染することになります。

実際には、山手線並みの混雑する路線は
84路線の1/4くらいだとしても、
20路線ありますから、

1,000人 x 20路線= 2万人となります。

欧米でのデータですが、
だいたい、7人に一人(約15%)の人は
すでに感染したことがあり、

免疫があるとしても、
7人に6人は感染するわけですから、
2万x 6/7 ≒ 17,000人の感染者が一日で発生します。

実際には、感染者が、
咳やくしゃみを電車内で絶対にすると
いうことはないので、

咳やくしゃみの発生確率を1/100としても、
17,000人の100分の1=170人が一日で感染します。

6日で1,000人を超える数字です。

第二波は、凄まじい威力になる
可能性があるということです。

もしこんなことが起これば、
相場はあっという間に
下落するでしょう。

上記試算が見当違いであることを
祈りますが、相場にも用心しておく
必要がありそうです。

奥村尚

<編集部のオススメ>
トレードは勝率がすべて…
などと思われがちですが、
必ずしもそうとは限りません。

たとえ勝率が50%を切っていても、
利益さえ取れていれば
なんの問題もないのです。

何よりも利益を追求した、
FXトレードノウハウを
こちらで手に入れてください。

http://japan-i-school.jp/jim/kujira_200523/

関連記事

Pick Up!

One thought on “第二波の威力を試算しました

  1. 第二派インパクトについてですが、
    3月末のシュミレーションではきっと、あくまでもマスク(飛沫予防対策)をされていない場合の過程かと思いました(結果、アメリカのパンデミック)。
    5月中旬時点では、まだマスクは手に入りにくい状態ではありますが、多くの人が飛沫対策をしています。3月時点と5月時点では、シュミレーションの算出もきっと違ってくると思います。
    外出も風邪だったとしても、コロナの疑いを持ち、出勤できない状態になりつつあるので、上記のような算出での市場インパクトよりも、単純に第二派が起こったという事象で株価は下落する可能性はあるかと思いました。(素人意見すみません)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です