シルク・ドゥ・ソレイユ破産で感じる経済の変化

2020.7.29
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From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

シルクドゥソレイユが破産しました。
(6.29 ロイターより)

シルクドゥソレイユは、
直訳すると太陽サーカスです。

日本では、そのままサーカスと
紹介されることが多いのですが、
ゾウとかライオンのような動物を使いません。

オペラ、ポップスの要素を取り入れた、
現代の総合芸術です。

極限まで鍛えぬいた人間だけが出演し、
オリンピックのメダリストを多数抱えていました。

昨年までは、ラスベガスとディズニーリゾートを中心に
常設の公演を8つ行っていました。

さらに、大型客船(MSCクルーズ)でも
常設劇場で毎日ショーをしていました。

2011年まで、浦安のディズニーリゾートでも
ZEDという公演をしていたので、日本でも
なじみのあるカナダのサーカスです。

今回のウィルスのおかげで、3月にスタッフの
95%を解雇して破産申請の検討に入っていましたが、
ついに破産したというニュースです。

これは、かなりシンボリックです。

公演でビジネスを成立させている
企業は数多くあります。

劇場、ライブハウス、ライブを企画、
実行する事務所、歌手、俳優。

ブロードウェイの大手、日本だと、
宝塚、劇団四季などは全て該当するでしょう。

歌劇場、交響楽団は国立、州立、市立であれば
税金で成り立っていますが、市立の団体は
ヘタをすると全滅です。

公演ができない時期が長引き、
今後再開するにしても、
新しい生活様式では全席を
満席にすることはできません。

たぶん、満席=昨年までの半分の人数になります。

一回の後援にかかるコストは変わらないので、
利益はあまり出なくなります。

米国におけるエンタメ産業で、
ライブ関連のビジネスは300億ドル。

スポーツを入れると1000億ドル、
ざっと10兆円規模になります。
(IBIS、RIAA、PwCなどの公開データからTrioAM推計)

巨大なビジネススケールです。

こうしたビジネスがなくなっても
困らない人はいるかもしれませんが、
あまりにシンボリックであるために
人々のセンチメントは確実に悪化します。

相場には、ボディブローのように効いてきます。

しかも長期にわたって。

今後、このようなニュースが
増えてくるのではないでしょうか。

そうならない事を期待しますが、
そうなることを想定しておくこともまた
投資家としては必要なことでしょう。

幸い、出資者であるファンド、カナダの
「ケベック州投資公庫」は再生に向けた
資金の投資に合意しており、

カナダ政府も負債を引き受けるようで、
存在はなくならないようです。

奥村尚

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