From:奥村尚
東京のオフィスより、、、
時々、
「米国の情報をどこで仕入れているのか?」
という質問を受けることがあります。
市場ニュースなどは、
【ロイター】や【ブルームバーグ】
を使っています。
NY市場のリアルタイムの
動きを知るためには
情報端末が必要不可欠ですが、
文字情報のニュースも
貴重な情報源となります。
ですので、
私は新聞も読んでいます。
米国において、
最も有名な経済ニュースは、
ウォールストリートジャーナル(WSJ)
ではないでしょうか。
日本でいう「日経新聞」に相当し、
相場を報道する専門誌(紙)でもあります。
発行部数は200万部であり、
影響力はとてもおおきく、
ニュースの信頼性も
高いことで定評があります。
ウォール・ストリート・ジャーナルは
デジタル化しているので
webサイトで読むことができます。
日本語版を買うと、
米国版も読むことが可能です。
さて、
WSJ社の経済記者が、
10月20日にこのような記事を書きました。
ー--------------
11月のFOMCでは
12月のFOMCにおける利上げ幅を
縮小するかを協議する
ー--------------
書いたのは、
「Nick Timiraos」という、
FRBを担当する記者です。
彼の記事は
今年6月でも、
利上げ幅は0.75%となる(可能性が高い)
という深い洞察力があり、
いまや全米有数の
FEDウォッチャーとして
記事が注目されています。
このニュースに飛びついたのが
ウォール街のトレーダー達です。
NYダウがあっという間に
上昇に転じました。
それまで冴えない動きだったのが、
こんな感じになりました。
このまま利上げを続けるという、
今までのFRBの姿勢は、
景気を悪化させる可能性があり
与党である民主党に
不利に働きます。
もしかすると、
これは【FRBの意図的なリーク】
かもしれません。
しかし、
この記事が出たのは事実であり、
私は、11月のFOMCで
目新しい材料が、
FRBのパウエル議長の口から
聞けると予測しています。
米FOMCは、
11月2日にあります。
中間選挙は、
11月8日です。
選挙直前に、FRBが、
「今後の利上げを慎重に見極める」
という発言でもあれば、
日米の株価は、
とても上がりやすくなるはずです。
奥村尚
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・ジャパンインベストメントスクール講師
・マーケット アナリスト
・マーケットの魔術師
20兆円もの運用資産をもつ米国大手ヘッジファンド株式投資部門スーパーバイザー、自身も日本でヘッジファンドを主宰。日本証券アナリスト協会会員。
1987年、都立大学大学院工学研究科修了(テーマは人工知能)。日興証券入社。投資工学研究所にて、数々の数理モデル開発に携わる。スタンフォード大学教授ウィリアム・F・シャープ博士(1990年ノーベル経済学賞)と投資モデル共同開発、東証株価のネット配信(世界初)なども手掛ける。
2000年 東証マザーズ上場第一号のインターネット総研で金融事業を統括。
2002年 イスラエル天才科学者とベンチャー企業設立、人工知能技術を商用化し空港に導入。
2004年以降は、金融業界とIoT業界の交点で活躍。最先端の人工知能とアナリストの相場適応力を融合させた投資モデルMRAを完成し、内外の機関投資家に提供する。この投資手法は、最低25%/年以上の収益を「MRAを使う誰にでも」もらたしている(一度も元本割れなし)。
2015年 個人投資家へMRA情報提供開始、さらに投資塾を通してお金の知識を広め、ゆたかな生活の創造に貢献している。
趣味は、オーディオの機械いじり。ワインやウィスキーをたしなむこと。スポーツも好きでスキー、スケートは自称特級(そんなものはない)、エアロビック競技を10年ほどやっている(NAC マスター男子シングル 9連覇中、2014-2016日本選手権千葉県代表)。ただし、「かなずち」であり、球技も苦手である。