From:奥村尚
東京のオフィスより、、、
10月20日、前場終了の段階で、
NK225は1400円近く上昇しました。
ザラバ高値も更新し、
全面高です。
東証33業種すべてがプラス、
というのも、珍しいことでした。
リスクオンとニュースされました。
今年に入って、
既に9000円くらい
上昇したことになります。
ちょっと、
今年の推移をみておきましょう。
今年は、4万円ラインを上値として、
やや下がり気味でスタートしています。
そして4月に
トランプ関税の発言を受け一気に下落
その後回復して、
そのまま伸び続けています。
これほど短期間で、
こんなように上げたことが、
過去1度あります。
2012年11月からの、
アベノミクス相場です。
このときは、今回よりも、
上昇比率としては
さらに急激に上昇を果たしました。
ただし、
何度かガクンと落ちながら、
です。
アベノミクスのときは、
125日目で180%という
凄まじい上昇のち、
その後144%の時点まで
16日かけて急落しています。
今年の相場と
比較しておきましょう。
今年の相場は、
トランプ関税で下落したボトムから
値をとって比較しています。
アベノミクスでは、
2013年5月23日、
1143円(-7.3%)の下落をしています。
下落した理由は、ありません。
しいて言えば、
『業績を超えた株高の達成感が広がり、利益確定の売りで調整されていった』
のです。
今年の相場は、
トランプ関で下落した
4月7日を起点とすると、
昨日(10/21)で既に
148日経過しました。
やはり、
2013年と同じようなことに、
遅かれ早かれ、なるでしょう。
相場には、
上げ100日、下げ3日、
などという格言があります。
主に、下げ3日をよく使いますが
そろそろ一休みをする機会かもしれません。
奥村尚

・ジャパンインベストメントスクール講師
・マーケット アナリスト
・マーケットの魔術師
20兆円もの運用資産をもつ米国大手ヘッジファンド株式投資部門スーパーバイザー、自身も日本でヘッジファンドを主宰。日本証券アナリスト協会会員。
1987年、都立大学大学院工学研究科修了(テーマは人工知能)。日興証券入社。投資工学研究所にて、数々の数理モデル開発に携わる。スタンフォード大学教授ウィリアム・F・シャープ博士(1990年ノーベル経済学賞)と投資モデル共同開発、東証株価のネット配信(世界初)なども手掛ける。
2000年 東証マザーズ上場第一号のインターネット総研で金融事業を統括。
2002年 イスラエル天才科学者とベンチャー企業設立、人工知能技術を商用化し空港に導入。
2004年以降は、金融業界とIoT業界の交点で活躍。最先端の人工知能とアナリストの相場適応力を融合させた投資モデルMRAを完成し、内外の機関投資家に提供する。この投資手法は、最低25%/年以上の収益を「MRAを使う誰にでも」もらたしている(一度も元本割れなし)。
2015年 個人投資家へMRA情報提供開始、さらに投資塾を通してお金の知識を広め、ゆたかな生活の創造に貢献している。
趣味は、オーディオの機械いじり。ワインやウィスキーをたしなむこと。スポーツも好きでスキー、スケートは自称特級(そんなものはない)、エアロビック競技を10年ほどやっている(NAC マスター男子シングル 9連覇中、2014-2016日本選手権千葉県代表)。ただし、「かなずち」であり、球技も苦手である。