From:奥村尚
東京のオフィスより、、、
おはようございます。
大学入試センター試験というものがありますね。
国公立大学受験を効率化するために
共通一次試験という制度が作られ、
初めてマークシートが取り入れられ、
それが、センター試験という名前に変わって
私学も参入しました。
今回も、共通テストという名前にまた変えて、
改革したぞ、というニュースが伝わってきました。
記述式も入るようです。
僕は、
「お、人工知能で記述式を採点するのかな、やるじゃないか。」
と思ったのですが、
人間が人手をかけて採点するそうです。
評価できるのは英語で、
TOEICのスコアや、日本独自の英検のような、
民間の資格試験を活用し、
そのスコアを変換して使うことができます。
こうした入試の変化は、
日本の大学レベルが、
世界から置いて行かれつつあること
とも関係があるでしょう。
THEランキングとして知られる、
英国のTimes Higher Educationでは、
世界の1102大学がランキングされています。
2018年版では、
日本最高位の東大が46位、
京大が74位でした。
なんだか、
サッカーでFIFAの
国別ランキングを見ているようで、
寂しさも感じます。
(2017年11月時点で日本は55位)
人材を育成する仕組みを作るのは
大切な国家事業ですから、
時代に合わせて受験の仕組みを変えるのは、
良いことだと思います。
どんどん国際標準にあわせていかないと、
取り残されるんですね。
文部科学省の白書によると、
日本の教育支出は、
OECDの中ではGDP比で平均を下回っており、
国際標準で言えば、
日本の投資教育は圧倒的に遅れています。
特に生きる上で必要な
金融リテラシーの低さは致命的です。
金融広報中央委員会の調査によると、
学校で金融教育を受けた人の割合は、
6.6%です。
また、45.4%の人は金融や経済の情報を
月に1回も得ていません。
要するに、
経済やお金に関する情報に
興味がない人の比率が
半分近くいるわけです。
僕自身も、
セミナーや塾、
あるいは大学でのゼミなどを通して
投資教育に携わっていますが、
微力すぎてどうしようもないのが実情です。
見方を変えるならば、
半分強の方々は週に1回以上情報を仕入れ、
おそらく自分で処理出来ているので、
こうした層を強化してゆくことが、
金融リテラシーを上げてゆくことになるのでしょうね。
年末なので、
一年の反省をしながら
来年の活動を考えているところで、
有形無形問わず、
世の中への貢献度合いを増やしたく、
入試改革からも来年へのヒントを得られそうだな、
と思った次第です。
では、また次回。
奥村尚
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・ジャパンインベストメントスクール講師
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20兆円もの運用資産をもつ米国大手ヘッジファンド株式投資部門スーパーバイザー、自身も日本でヘッジファンドを主宰。日本証券アナリスト協会会員。
1987年、都立大学大学院工学研究科修了(テーマは人工知能)。日興証券入社。投資工学研究所にて、数々の数理モデル開発に携わる。スタンフォード大学教授ウィリアム・F・シャープ博士(1990年ノーベル経済学賞)と投資モデル共同開発、東証株価のネット配信(世界初)なども手掛ける。
2000年 東証マザーズ上場第一号のインターネット総研で金融事業を統括。
2002年 イスラエル天才科学者とベンチャー企業設立、人工知能技術を商用化し空港に導入。
2004年以降は、金融業界とIoT業界の交点で活躍。最先端の人工知能とアナリストの相場適応力を融合させた投資モデルMRAを完成し、内外の機関投資家に提供する。この投資手法は、最低25%/年以上の収益を「MRAを使う誰にでも」もらたしている(一度も元本割れなし)。
2015年 個人投資家へMRA情報提供開始、さらに投資塾を通してお金の知識を広め、ゆたかな生活の創造に貢献している。
趣味は、オーディオの機械いじり。ワインやウィスキーをたしなむこと。スポーツも好きでスキー、スケートは自称特級(そんなものはない)、エアロビック競技を10年ほどやっている(NAC マスター男子シングル 9連覇中、2014-2016日本選手権千葉県代表)。ただし、「かなずち」であり、球技も苦手である。