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バリュー株投資ホントにお得??

2017.05.10
prof_okumura

From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

おはようございます。

奥村です。

今日は、投資手法を編み出し世に
送り出す時までの手順を説明しながら、

今の相場とあわせて「なんとなく」
述べてみたいと思います。

バリュー株投資という手法があります。

バリュー株とは、株価から時価総額を
計算しそれを自己資本と比較して
極端に低いもので、低位株ともいいます。

(他の定義もありますが、
 重要ではありませんので
 細かい相違は無視してください)

時価総額の小さな銘柄であり、
あまり投資家が期待していない銘柄なので、
少しでも良いサプライズがあると上がりやすいのです。

逆に、高位株は、
投資家の期待が高いので割高な水準であり、
良い経営成績だとしても、

それが少しでも市場の期待を下回る場合、
下がりやすい傾向にあります。

これは、シカゴ大学の天才、ファーマが編み出した手法で、
その弟子のバンツが、市場データを使い検証し、

NY市場の時価総額の小さい20%の銘柄は、
大型株の収益を6%上回っている事を証明しました。

小型株プレミアムと呼ばれるものです。

その考えをあなたが知り、
実際にどのように日本の株式にあてはめて発掘するか、
手法も見つけたとしましょう。

たとえば、PBRを見て
低い方をスクリーニングすることで
簡単に銘柄を特定できるぞ、といった具合です。

アマは、その方法をお金で運用して試してみるでしょう。

そして、お、これはうまくいくぞ、
よし、運用するお金を増やしてみよう!

とくるのではないでしょうか。

プロは(たぶん)違います。

その手法で株式を発見できたとして、
実際にお金を運用する前に、テストしまくります。

売買のタイミング条件や設定期間、
スクリーニングの条件を変えて
いろいろなケースで本当に
成功できる方法かどうかを検証するのです。

想定するあらゆる状況で、
投資資金はどう増えるのか(あるいは減るのか)を
時系列数値で示したうえで、
その手法のリスクとリターンの特徴を数値化します。

この世は相対なので、この手法単体で
増えたかどうかを見るだけではなく、
何か基準(たとえば株価指数)と比べて比較するでしょう。

いろいろなケースを数多く試し、
いつでもどんな局面でも確率的に
良い値で成功する、

といいきれる場合(統計的に有意といいます)、
初めてこの方法は有効であるという結論になります。

そういうプロセスを経ると、残念ながら、
多くの場合は無効である、という結論になります。

良い手法でも、時期や設定が変わると、
結果がガラリとかわります。

どの年でも、どんな相場の局面でも、
うまくゆく手法というのは、
なかなか存在しない理由がそこにあります。

ネット上であちこちに氾濫する
‘相場で100%確実な勝利の方程式’のようなうたい文句は、
自らが怪しいですよ、といっているようなものなのですね。

今年は、3月まで小型株は良いパフォーマンスでした。
4月以降、その勢いはすっかりなくなり、
大型株がパフォーマンスよく上がってきています。

低位株で成功するのは、
3月で終わってしまったことになります。

大型株が上がり、市場も上がってゆく場合、
相場全体が良い方向に向かう初動であり
大相場の兆候でもあります。

今後に期待しましょう。

では、次回をお楽しみに

奥村尚


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リスクとリターンの簡単な計算法

2017.05.03
prof_okumura

From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

こんにちわは、奥村です。

ゴールデンウィークも後半に入りました。
来週早々、フランス大統領選、
韓国大統領選が立て続きにあります。

北朝鮮の状況も中だるみ感はあるものの、
収まったわけではありません。

しかし、株価は何事もなかったかのように、
2月の水準に戻ってしまいました。

上げるには理由があり、
その理由が企業業績の好調さにはあるわけですが、
そんなことは前からわかっています。

あとは、国際事情による円安や心理的問題でしょう。

一旦、期待と違うアウトプットが
出たら大きく下げる状況ですね。

さて、数字を当てはめて、単純化してみましょう。

まずフランス。
市場は明らかにマクロンを支持しています。
ルペンになったらユーロ崩壊が近づくからです。
マクロンの支持率は60%ルペンが40%です。

支持率と確率は違いまずが
仮にマクロンの当選確率は60%としましょう。
これは来週月曜日に結果がでます。

次に北朝鮮。
市場は平和的解決を支持しています。

しかし、核開発を止めない国に対し核を持つ前に
抑止する権利を行使できるこの機会を
生かしたい大国のルールも一方で明確に存在します。

ここでは、少し楽観的な市場の雰囲気に
合わせて確率的に80%が平和的解決ができるとしてみましょう。

準備が整いました。

2つの事象があり、

case1 どちらも事情の予想通りである確率

60% * 80% =48% です。

case2 少なくともどちらかが期待に反するる確率

1-48%=52%です。

case2は52%、半分を超えていますね。

半分以上は負けるというcase2の確率的リスクを負担して、
昨日株を買うとします。

そのリスクに見合うリターンは、大きくあるべきです。
でも、おそらく、そうなりません。

case1が起きても市場の上げはせいぜい200-300円くらいでしょう。

サプライズはなく、市場は織り込済み、
ということであまり上がらないかもしれない。

では、case2が起こると、どうなるでしょう。
大きく下げると思います。サプライズがおこるからです。

48%の確率で上げるにしても少ししか上げない株

かつ

52%の確率で大きく下げる株

を、みなさんは買いますか?

数値化すると、結論は明らかです。

リスクを負担するなら、
それに見合ったリターン
(リスクプレムアムといいます)がないと、
損します。

僕が仮定した数値を多少いじって変えても、
結果は変わりません。

単純化、数値化のこうした考え方は、
物事を整理し合理的に考える際役に立ちます。

では、次回をお楽しみに。

奥村尚


PS.
私の投資塾のプレ講座ですが、
無料配信期間は5/11までです。

今日話した内容のように、
知っていれば当たり前に利用できる
「相場の基礎」とは何なのか?
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多くの方にご覧いただければと思います。
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説明できる人は通!意外に知らない「リスク」の真実

2017.04.26
prof_okumura

From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

おはようございます。

今日は、リスクに関してお伝えしようと思います。

一般に投資でいうリスクは、2種類の意味をもちます。

ひとつは、
①元本割れする可能性がある,
というただそれだけの可能性を言うこと。

この意味合いでリスクという言葉をケースが
一般社会では大半ではないかと思います。

医者にいって、治療法が数種あるときにも
(元本割れの代わりに)かえって悪くなる可能性がある、
に差し変えて使っています。

そして、もうひとつは、

②リターンとの対比でリスクという言葉を使うこと。
金融の世界、投資の世界では、こちらの意味で使います。
ハイリスクハイリターンなどは最早一般口語でも使っています。

金融では、全てを数値で説明できます。
リターンは数値で表記できます。定義は、

return= 増減した金額 / 投資元本

ですね。
100円で買って120円で売ったら20円の儲けなので、
return=20円/100円= 20%です。

では、リスクは何でしょう?

説明できる人は通です。

答えだけ書くと、リターンに時間の概念をいれて
変化率として計算しその標準偏差を計算する。。。。

朝から難しいですね。
これは金融学での定義で難しいので、
これ以上は深く話すのは避けますが、
このような性格があります。

1 同じひとつの銘柄を長期で保有し続けるとリスクは激減する

ある株式を昨日買って今日は下がったとします。
今売ると損しますが、明日は上がる期待がある。
明日下がったとしても、来週は上がる期待がある。。。

来年まで待てば、一度くらいは
買値を上回る日もくるだろう。。。
これは、直感的にも理解できると思います。

長期保有では、短期間の保有よりも元本を上回る確率が激増します。

長く保有するとリスクは増大する、
と間違って思い込んでいる人が多いのですが、
それは、元本割れする可能性が出てくるから、
という①の一般社会用語と混同しています。

金融を知らない人に起こりがちな間違いですね。
この効果はリスクの時間分散といいます。
(ここでいう分散は、まばらに分散させて低下させるという意です)

2 異なる銘柄を混ぜてもつと、リスクは減る.

A株式とB株式が、全く違う性格をもつ会社である場合、
リスクが相殺されて小さくなります。

たとえば、輸入商社Aと輸出メーカーBの株は、
円高時にはAが高くなり、円安時にはBが有利です。

結局、ドル円がどうなろうと、価格が安定することになります。
いわゆるポートフォリオによるリスク分散です。

その他にも、数値で表すことで明らかになる
リスクの性格が実にたくさんありますが、
それはまた、別の機会にしましょう。

次回をお楽しみに。

奥村尚


PS.
私のビデオ講座をご覧の皆さん、
ありがとうございます。

実にたくさんの方に質問やコメントをいただき、
大変うれしく思っています。

このブログをお読みただいていて、
まだこちらの動画をご覧いただいてない方は
是非、ご登録ください。
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期間限定なので、結構濃い内容をお話しさせていただきました。


【本年度は12%up】根拠ある相場予測とは?

2017.04.19
prof_okumura

From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

おはようございます。

激動の先週を無事終えました。

欧米もイースター(復活祭)も終えて、
通常のマーケットに戻ってきましたね。

日本は、その相場を受けた
初日ということになります。

フランス選挙で次第ではEUが滅ぶとか、
北朝鮮問題は全く終わっていないとか、
暗い話題も多いのですが、

明るい話題も多くなってくる
可能性があります。

為替がまず挙げられるでしょう。

108円台の攻防をしていたドル円レートは、
少し円安に向かってくれました。

4月3日発表の日銀短観によると、
大企業、製造業が事業計画のもとに
している想定為替レートは通期で108.43.

このレートを超えて円高になる場合、
事業計画の数値を見直して
下方修正する可能性が強まります。

だから、109円台になってくれると、
日本経済には良いし、株式相場にも良いわけです。

株式相場で為替と並ぶ要素は企業業績です。

今週から、だんだんと
2016年度の決算発表が本格化してきます。

世界的な景気回復の兆候は
昨年から起こっていて、

今年も設備投資が大きくなると
見込まれています。

日本製品は、、

円高(海外から見ると割高に見える価格)で
あっても需要があります。

円高の場合、製品値上げを伴うわけですが、
それでも性能やサポート、
寿命のなどの点で人気があるのです。

皮切りは何といっても安川電機でしょう。
ここは、メカトロニクスの大手です。

鉄鋼用大形プラント設備をはじめ、
インフラ設備などを輸出しています。

毎年、この会社の決算発表は他社より早いので、
今後続く大手製造業の決算を
占う意味でも注目されます。

さっそく、明日(20日)が決算発表です。

ここの決算が良いと、他社も同じく良い、
という気分が市場で盛り上がり、
相場も持ち上がりやすくなります。

そして、この決算というのは、
既に終わった2016年度(=2017年3月)決算です。

今年の日本経済は2桁の成長が見込まれています。

多くのシンクタンク発表値では、
12-14%程度の成長予想が多いのです。

つまり、2017年度(来年3月の決算)は、
2016年度比12%くらいはUpしている
期待が大きいわけです。

それを受けて相場の雰囲気も
変わることは十分に考えられます。

こうした明るいニュースにも、
ぜひ注目してゆきたいと思います。

それでは、また次回をお楽しみに。

奥村尚


PS.
先日より、
ビデオ講座を開催しております。

私の投資についての考え方を
色々とお話させていただきました。

期間限定公開となっているので、
是非、この期間にご覧ください。
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下げの当事者よりも「日本株が下落」のなぜ?

2017.04.12
prof_okumura

From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

おはようございます。

先週から、株式市場は波乱含みですね。

先月は株式市場が2万円超えの期待があったわけですが、
その雰囲気は吹き飛ばされた様子にみえます。

しかし、
当事者の米国、あるいは韓国は、
実はそれほど下げていません。

日本の株式市場の下落率を比べると、
圧倒的に日本が大きい事に気が付かされるのです。

この1週間の騰落率は、日本が堂々のワースト1、
続いて欧州(特に伊、独など)、モロッコ、ブラジル、
ようやくナスダックです。

当事者はこの中に入っていません、
韓国もSP500も、はワースト10に入っていません
(韓国ワースト11。S&P500は12位)。

日本の株式の下げですが、
海外勢の売り、が理由になるでしょう。

ここまでは良く言われることですし、事実です。

では、なぜ、当事者でもない日本が一番下げるのでしょう?

相場は、市場参加者の需要と供給だけで価格がきまります。
供給(売り)が多いので下がるわけですね。

相対の問題なので、買い(需要)がより少ないからだ、
ということを考えるならば、理由は少し明確になってきます。

僕は、
外人と日本人の投資リテラシーに根づいた構図であり、
知恵比べに負けている、のだと考えています。

外人のきゅうりがパパ、いや、なすがママ、なんです。

外人が売っているのは明白です。

投機的に売る外人もいるし、東証が上海市場や香港市場の
ヘッジにも使われるので、売りが多くなりがちです。

その行動は外人だけでもないですが、
それにひきつられて国内投資家も動揺して売る、
結局、本来の売りの量にさらに売りを呼び
膨れ上がった結果がこれなのです。

米国の景気は良いし(10%を超える成長が今後明確になってきます)、
日本も2ケタの成長が見込まれている、とても良い年です。

その点では恐れる事はないのですが、今週末はイースター

外人も休暇に伴いポジション調整の売りは
起こるでしょうから余計に
下げやすい週になると思います。

15(sat)は北朝鮮最大のお祝いもあるようなので、
不確実性が増します。

実際にはそれほどボラテリティは上がっていないのですが、
デイトレーダーは腕の見せ所となりそうです。

こんな時には、不測の事態に備えエントリーを
見合わせるのも立派なリテラシーといえるでしょう。

では、また来週。

奥村尚


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オリンピックに向けて熱を帯びている
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初心者にはまだまだ、不安ばかり。

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今期のための【自分の決算】出してますか?

2017.04.05
prof_okumura

From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

新年度になりました。

かなり多くの法人が本決算を終え、
その報告作業に追われていることでしょう。

みなさんは、決算をしているでしょうか?

2016年4月1日の投資元本が、
1年後の2017年3月31日に、
いくらの利益が実現できましたか?

あるいは、いくらの評価益が出ましたか?

複式簿記ができる人は、BS PLを作成できるでしょうし、
簿記の知識がない人でも、
元本いくら、
追加元本いくら、
途中引き出しいくら、
と計算してゆけば、利益の計算はできると思います。

こうして1年を区切って、
数字で客観的に評価するのはとても重要です。

利益の基準は、2通りあります。

まずは、基準を0(元本)に置く観点。
元本割れは論外です。

大負け、大敗北です。

元本より増えたぞ、と喜んでいる人も、
水をさすようですが甘いですよ。

普通に株式にだけ投資をしている場合、
基準(ベンチマークといいます)はTOPIXかNK225に置きます。

TOPIXで計算すると、2016年4月1日は1343.24で始まり、
2017年3月31日に1512.6で引けたので、
リターンは (1512.6-1343.24)/1343.24 = 12.6% となりますね。

株式投資を1年間したきた場合、
TOPIX型の投資信託やETFを買えば
誰でも実現できるリターンです。

一年間のみなさんの評価は、
この12.6%のリターンを超えたかどうかをまず考えます。

もし、この基準に至っていない場合、
一年間も仕事をしてきたのに、
何の努力もせずにETFを買った人に
負けたことになるのですから。

数字が全ての投資の世界において、
評価方法は簡単、答えも合格か不合格だけ、明快です.

勝った人は、まずは合格です。

おめでとうございます。
合格した人は、今年もこの調子でいきましょう。

負けた人は、不合格です。

「努力したんだけどな。
お金も時間もかけて勉強したんだけどな。
いや、まだ習得していないからだ。

そうだ。
やり方は正しのだけれど、
その成果がまだ出ていないだけなんだ。。。。。

今年はもっと努力して、この先もがんばろう!」

こう考えた人は、今年度も同じ事を繰り返し、失敗するでしょう。

もう一度書きます。

(日本株に1年間投資してきた人は)、
収益率=リターンが、市場の基準値である
12.6%に至らなかった場合、
あなたは負け、です。

負けた人は、今年勝つために、
不合格であった事をまず認め、
その理由や原因を明確にする必要があります。

まずは、冷静に客観的に評価してみましょう。

1年間というのは、かなり長い期間です。

その一年をかけて取り組んだ成果が、
基準値に達していない場合、
基準に達することができないやり方を
したからだ、ということなのです。

これを修正、あるいは変更する必要があります。
こんな感じで自己と客観的に対話してはいかがでしょう。

あなた

「おなじやり方で大きく勝った人が
大勢いるのだから、今年こそうまくいく」

対峙するあなた

「そのやり方で負けた人と
 勝った人の違いはどこにあったかな? 」
「勝った人達は、その方法だけで勝っていたかな?
 その勝ち組になる確率は十分に高いかな?」
「わたしが、また一年取り組んで、
 今年こそ勝てるといいきれるかな?」

努力すれば良いというものではありません。
結果が伴わない努力は無意味です。

いや、むしろ、時間もお金も浪費したのですから、
マイナスの仕事をしたといっても良いでしょう。

そのことに早い段階で気づき、
修正することこそが、
今年成功できる、近道だと思います。

ではまた。

奥村尚


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